危ないことは、カラダにいい。 | わくわく海賊団

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 血圧が上がるという仕組みは、

 そもそも、敵に襲われたときの

 仕組みだ、と

 訊いたことがあります。

 

 そのむかし、人間が

 外敵に襲われるのが

 日常茶飯事だった時代に、

「逃げるのに最適な身体の状態」

 にするために、血圧は上がる、と。

 

 つまり「ガオォー」と襲われたときに

「ピュー」とその場から素早く

 逃げられるためですね。

(時に、たたかうための場合も)

 

 

 ただ、現代になって、

 人間が街に住むようになると、

 外敵に襲われることって、

 ほぼなくなります。

 

 命の危険を感じる

 ストレスはなくなったけれど、

 今度は同類に感じる

 ストレスがあるみたいです。

 

 でも、それはじつは、

 命の危険を感じるストレスが

 なくなったゆえに、

 同類に感じるストレスに

「気づきやすくなった」とも

 いえると思うんです。

 

 この仮説は、一歩間違うと、

 とても危険な考えに

 なってしまいそうだけど、

 人間がこれまで必死に生き残ってきた

(外敵との)サバイバル競争で

 培った経験を、

 現代の街に住んでいる人たちは

 必要としないで、

 生きていることになります。

 

 DNAに刻み込まれた、

 生き残るための恐怖、残酷さ、獰猛さ

 そういう記憶を処理できずに

 毎日過ごしていることになる。

 

 それは心に相当なストレスを与え、

 もちろん身体にも負担がかかる。

 

 人間がなぜスポーツを

 するのかを極端にいえば、

「命の危険を感じるため」とも

 いえるのかもしれません。

 もう少し、やわらかくいえば、

 健康のため、と。

 

 バンジージャンプに、

 スカイダイビング。

 エクストリームスポーツ

(過激なスポーツ)の存在理由も

 きっとそういうところに

 あると思うんですようね。

 

 今日も、「わくわく海賊団」にきてくださってありがとうございます。

 

 やっぱり思うな、

 危ないことは、カラダにいいって。

 

 

〔危ない所に行ってきました〕

 

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