ハワイで出会ったビジネスマン「働く場所と住む場所を切り離して考える」 | わくわく海賊団

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 ホノルルマラソン

 ハワイに行ったとき、

 その完走記念パーティーで出会った

 日本人のビジネスマンは、

 ハワイに来て1ヶ月だと

 いっていました。

 

「ぼくの仕事は、

 ネット環境さえ整っていれば、

 世界中どこでもできるからね。

 ずっと日本にいる必要はないのさ。

 ハワイには1ヶ月前に来て

 たのしませてもらっているよ。

 年末年始もこのまま

 ハワイで過ごす予定さ。」

 

 さ、さ、最高だなあ。

 この人はもう、

 満員電車に乗る必要も、

 終電に間に合うように

 ダッシュする必要もないのかあー。

 

 ネット環境が整いつつある今、

 働く場所と住む場所は

 切り離して考えることができる

 時代になったんだと、

 実際にそのビジネスマンが

 見せてくれたわけです。

 

 働く場所と住む場所を

 切り離して考える。

 

 ということは、逆に、

 海外の人が日本にいなくても

 日本の仕事をすることができる、

 ということもいえそうです。

 

 日本の仕事を海外で行う、

 ということでいえば、

 工場での組み立て作業などは

 すでに多くの会社が行っています。

 

 でも、これからは、

 それだけじゃなくなるのかも。

 

「私たちの仕事は、

 ネット環境さえ整っていれば

 世界中どこでもできるのでね。

 人件費の高い日本ではなく、

 海外に会社を構えて仕事をします。

 そうすれば、年金や健康保険の

 企業負担もなくなります。

 税金だって安くなる。

 会社の家賃や光熱費だって

 日本とは比べものにならないほどに

 安いんですよ。」

 

 こんな会社がこれからたくさん

 出てきても(すでにあるけれど)

 おかしくないわけです。

 

 グローバリゼーションが差をぶっ壊す

 という記事を昨日書いたんですが、

「差」がなくなるということは、

 こういうことも起こるんですね。

 

 標準化というのは、

 じぶんたちが今まで

 いかに恵まれた(優位な)

 環境にいたのかを

 痛感させられるものでも

 ありそうです。

 

 今日も、「わくわく海賊団」にきてくだってありがとうございます。

 

 かといって、ぼくは、

 グローバリゼーション

 ネガティブに捉えている

 わけでもないのです。