昨日の記事で、
「あそび」について書いてみましたが
ニュアンスをもう少し
ていねいに表現してみようかな、と。
ぼくは決して(学生時代の)勉強を
否定したいわけではありません。
社会に出ると、
「だれかが答えを知っている問題」を
解く機会よりも、
「問題自体を見つける」機会のほうが
多くなることを言いたくて。
調べれば分かることを
知っていることに、
じぶんが思っていたほど
価値はなかったぞ、と。
あそび、とは、
たえず問題探しをすることでもあり、
じぶんが夢中になれることでもあり、
他人の考えを学ぶことでもあり、
他人の技術をまねる
ことでもあると思います。
就職活動などで、
企業が学生の「課外活動の話」に
興味を持つのは、きっと、
「答えのない問題」に
どう向き合ってきたかを
知りたいからでしょう。
ということは、おそらく、
どこかで見つけてきたような
模範解答みたいなエピソードでは
逆効果になるでしょうね。
あそび、のニュアンスを、
少しはっきりさせたうえで、
もういちど。
おとなが本気であそぶと、
それは仕事になる。
ああ、そうだ。
いちど、本気であそんでから、
だれかが答えを知っている問題を
解くスタイルの勉強をすることは、
とてつもなく効果的だとも
思っております。
(大学に入学したらすぐにバイトを始めたほうがいい、という話)
会社に入っていちど
はたらくと(アウトプットすると)、
そのあとの勉強(インプット)では
「このインプットは、
どんなふうに役に立つんだろう」を、
強く意識するようになると思います。
そうなってからのインプットは
間違いなく効果絶大ですよね。
今日も、「わくわく海賊団」にきてくださってありがとうございます。
テストの点数以外で、
学んだ(インプットした)ことを
アウトプットする場所が
たくさんあるということは、
勉強するうえで大切なことなのかも。
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