
いつも元気ですねぇ、
といわれている人でも、きっと、
元気でないときはあるはずで。
それでも、いつも元気ですねぇ、
といいたくなってしまうような、
いつも元気な人がいます。
どんな人でも人間である以上は、
喜怒哀楽があると思うんですけれど、
いつも元気ですねぇ、
といわれている人は、なぜ、
いつも元気なんでしょうね。
ひとつ思ったのは、
いつも元気ですねぇ、
とまわりにいわれるように過ごしているから、
いつも元気なんじゃないかな、と。
いつも元気ですねぇ、
とまわりにいわれれば、
あぁ、じぶんはいつも元気なんだな、
とじぶん自身でも思うようになるだろうし、
じぶんがいつも元気だと思うようになれば、
まわりもまた、
いつも元気ですねぇ、
というようになるんじゃないかな、と。
他にもこんなのはどうでしょう。
剣道や柔道、弓道や茶道など、
日本古来から伝わる「道」には、必ず作法がありますよね。
作法っていうのは、もしかしたら、
先人たちが試行錯誤の結果見つけた、
うまくいくための「からだ」の使い方なのかも。
ラグビーの五郎丸選手の一連のモーションも、
技術的な理由でやっているんだとは思いますけれど、
メンタル的な効果もきっと少なくないんじゃなかな。
いいことがあるから笑顔になるのではなくて、
笑顔でいるからいいことがあって、
たのしいから一所懸命にするのではなくて、
一所懸命にするからたのしくなるんだ、と。
いつも元気ですねぇ、
といわれている人は、きっと、
こういうふうに逆の順番で考えているのかも。
からだと感情が密接に関係していることを、よく知っているんだと思います。
今日も、「わくわく海賊団」にきてくださってありがとうございます。
いつも元気でいるための話ではなくて、
やりたいことをやるための話でした。
「元気があれば、なんでもできる。」とあの人がいっていたのでね。