ドラえもんの道具の正しい使い方/未来の道具を使うために必要な力 | わくわく海賊団

わくわく海賊団

Compass of Your WakuWaku


 


「しまった、寝過ごしてしまった!!
 電車はもう間に合わないから今日はもうドローンで行こう」

 一次会だけで帰るときに、
「すいません、お先にドローンします」といって
 ドローンで飛んで帰るをいつかやりたいとひそかに思っています。

 ドローンをみて「タケコプター」を思い出す人って結構多いと思うんですよね。
 誰もが一度は「タケコプター」「どこでもドア」「スモールライト」
「タイムマシーン」などなどドラえもんの道具に夢をみたと思います。

 でも実際にそれが現実になりそうになると
 日本ではこんなにも規制・規制・規制になってしまうのかと
 少しがっかりしてしまいます。

 情報技術分野で最先端の研究をしていた金子勇さんが
 Winny(個人ファイル共有ソフト)を公開したとき、
 京都府警に起訴され、その後何年も裁判に忙殺されてしまったけれど、
 同じ頃に始まったYouTubeはアメリカで大躍進し今に至ります。
(YouTubeもWinny同様の著作権問題を抱えていました)
 ドローン問題が同じようにならないといいなと思っています。

 技術の進歩で以前では考えられなかった「新しいもの」が
 これからは現実にどんどん出てくると思います。
 それはもう本当にドラえもんの道具のような。
 そんななかで、改めてドラえもんを観てみると「のび太くん」が
 どれほどクリエイティブな道具の使い方をしているのかに驚かされます。
 発想と活用方法、想像力、使用の際の倫理観など見事だな、と。
 
 未来の道具の使用には、
 それを使う側の「人間力」も問われるんだと思います。
 日本ではずっと法やルールで規制するやり方をとってきたけれど、
 それではどんどん(WinnyとYouTubeのように)世界の競争から
 置いてかれてしまうように思うんです。

 自転車が今の世界になかったとして、
 じぶんだけが「自転車の便利さ」を知っていたとして、
 自転車を知らない世界に自転車をプレゼンすることの難しさは想像できます。
 
 未来の道具はきっと自転車なんじゃないかな。

 今日もわくわく海賊団にきてくださってありがとうございます。

「のび太くんを信じなさい。
 のび太くんを選んだきみの判断は正しかったと思うよ。
 あの青年は人のしあわせを願い、人の不幸を悲しむことのできる人だ。
 それがいちばん人間にとってだいじなことなんだからね。
 彼なら、まちがいなくきみをしあわせにしてくれると
 ぼくは信じているよ。」

「のび太くん」に「人間」を当てはめて、未来を夢想してみたりして。