二回目の人生を考えてみると「じぶんの大事なもの」が理解できる。 | わくわく海賊団

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 人生は泣いても笑っても一回きりです。
 
 ゆえに「選択は慎重に」とか、
「後悔しないように生きる」とか、
「間違えないように」とか、いろんなことが言われます。
 
 慎重になるのも、人生が一回きりだからです。

 人生が一回きりなのは、これ疑いようのない事実であるわけですが、
 仮に二回あったらどうだろうかな、と「ない」のに考えるなんて無駄なことだと
 無下にしないで想像してみます。

 進路はどうしようか?
 どんな会社でどんな仕事をしようか?
 趣味は?恋人は?結婚は?子供は?

 きっと一回目よりも「じぶんを理解した」選択ができると思うんです。
 
 初めての旅行はツアー旅行がいいのかもしれません。
 みんなで一緒に有名観光地をまわれば、それなりに楽しいしリスクも少ない。
 しかし、同じ場所に二回目以降行くことになれば、
「次はもっとあそこを重点的に観たいなぁ」など、
「じぶんの趣向を理解した選択」をすると思うんです。
「ツアーでは行かない場所だけど、私はここが好き」が反映されると思います。

 職業選びも一生に一回。
 一生に一度の買い物が家。
 結婚は生涯1回。
 命はひとつ。

 誤解のないように言えば、
 生涯ただひとつのものがあるのも事実だと思っています。
 やり直しが効かないモノも確かにある。
 そして、一回きりゆえに価値を持つモノがあることも理解しています。

 それでも、二度目の旅行プランの方が
 じぶんにとって「行きたい場所」「行かなくてもいい場所」の判断が
 自信を持ってできるようになるだろうことも事実だと思うんです。

 大学を卒業したら、会社に入り、
 じぶんの給与で食べていけるようになり、
 好きな人ができ、結婚し、子供が生まれる。
 今までのアパートじゃ手狭になり、家をローンで買う。

 こんなパッケージ旅行のようなライフプランを
 二回目また選ぶかというと意見はわかれると思うんです。

 二回目。
 それを考えることが、ぼくはとても大切なことのように思います。
 二回目を考えることが、泣いても笑っても一回きりの人生を
 ほんとうの意味で大切にすることだと思うから。

 今日もわくわく海賊団にきてくださってありがとうございます。

 過去のもう変えられないことを悔やむのは違うと思うけれど、
 考えている以上に二回目のチャンスはあるように思うんです。