以前、仕事でよく地方に行っていたのですが、
愛媛県の伊予西条に出かけたときに驚いたことがあるんです。
夏の暑い時期だったので、喉が渇いてコンビニに水を買いにいきました。
そしたら、びっくりしました。全然売っていないんです、水が。
お店の人に訪ねてみると、
伊予は昔から水がとてもきれいな地域で
住んでいる人たちには、水を買う習慣がないのだそうです。
泊まったホテルにも、
「この水道水はとてもおいしい水です。」と、
蛇口に書いてありました。
東京に住んでる自分にとって
「水道水を飲む」という感覚がとても懐かしかったです。
今は、ほとんどペットボトルですもんね。
昔は、蛇口を上向きにして
ガブガブ飲んでいたっけなぁ~と思い出しながらも、
久々の水道水はちょっとドキドキしました。
いつからだろうとちょっと考えてみます。
「きれいな水」を求めてお金を出すようになったのは。
水道水は汚れていて
ペットボトルの水はきれいだと思うようになってからかな。
最近、こんな話を聞きました。
「水を綺麗にしておく方法は、ひとつしかないんです。
それは、常に流しておくこと。
どんなに消毒しても、 ためておくと、
綺麗な水ほどカビや細菌が繁殖してしまうんです。」
「ということは、 ためてある『ペットボトル』の水よりも
動きのある「水道水」の水のほうが きれいということなのでしょうか。」
「いや、それは言い過ぎですけど、きれいな水もペットボトルにためた瞬間から
どんどん汚れているんですよ。」
なるほど、言われてみればそうかもしれません。
自転車も、 転ばないように 安定して走る方法はひとつ。
決して走るのをやめないこと。
自転車を安定させるには、とまっちゃダメなんですよね。
ひとも、
迷うから立ち止まるんじゃなくて
立ち止まるから
迷うんだ。
さあ、今日も一日がんばろう。
と、水道水を一気飲みしながら思いました。
今日もわくわく海賊団にきてくださってありがとうございます。