草津の町は、東海道五十三次の宿場町として栄え、今も往時の宿場町の風情を残している。街道沿いには商店が並び、その合間合間に宿場の本陣や寺社、造り酒屋などが建つ。

残念ながら、町並みは駅前の大型商業施設に客を奪われ、田舎のほとんどがそうであるように閑散としたシャッター通りとなっているのだが、黒壁や千本格子など今なお風情のある商店が続いている。

JR草津駅前から中山道となるアーケード街を歩くと、こんな道標が建っている。ここが中山道と東海道の合流地点(分岐点ともいえる)「追分」なのだ。
ここより東海道となりしばらく歩くと右手に見えるのが「草津宿本陣」。

この本陣は、江戸時代に街道を旅する大名や旗本、幕府役人などの宿泊所とし指定された家。草津は2軒あったらしいが、この1軒のみが現存し公開されている。大福帳(宿帳)には、忠臣蔵の吉良上野介や浅野内匠頭、新撰組の近藤勇・土方歳三・沖田総司、シーボルトなど江戸~幕末の著名人たちの名も見える。
江戸時代この宿場町はどんな賑わいを見せていたのがを想像しながら、続いて街道を歩く。