今度は、CEFRを取り上げた書籍。
木村もCEFRに関心があるので、関連書籍に携われて光栄でした。
『Can-Doで示す英語文法指導』 価格は1500円+税。
佐藤恭子先生は追手門学院大学教授です。
CEFRはヨーロッパで開発された基準であり、島国という言語的孤立環境にある日本においてどのように活用、あるいは応用されるのかについて、様々な議論がされていますね。
CEFRを語るのに欠かせないのがCan do statementsと呼ばれる各段階での到達指標です。
本書ではCan doチェックリストを用いて、教室での英語活動の経験、学習ニーズの程度、自己評価について、その実態を明らかにしています。
細分化された段階的目標設定は指導に有効です。その具体的な取り組みとして「文法」に焦点を当て、習得課程を実験により示し、そこから得られたデータから、チェックリストによる段階的な文法指導を提案します。
発売は3月15日頃を予定しています。
佐藤恭子先生の既刊3点も好評発売中です!
(今回はこれまでの3書と違った感じのカバーになりました)
- 英語心理動詞と非対格動詞の習得はなぜ難しいのか―動詞の項構造の習得をめぐって/溪水社
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- 英語学習者はeーlearningをどう使っているのか―自律学習におけるメタ認知ストラテジー能力.../渓水社(広島)
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非対格動詞の受動化の誤用はなぜ起こるのか―An accident was happened./渓水社(広島)
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