大一番なので、プレビューを。
あと30分で始まるのだが。
1、アメリカ
ランキングこそスペインより下であるものの、昔から強豪国であることに変わりない。
直前のW杯はグループリーグ1勝2分、決勝トーナメントもPK戦で敗北。
一時代を築いた黄金世代がまとめて引退したこともあり、強豪国の終焉というような大会だった。
が、5月に監督が交代してから世代交代に成功し、調子を上げて来ており、今大会3連勝でトーナメント進出を決めている。
スピード・パワーはもちろんのこと、パスワークもこなし、弱点という弱点が無い。
チームの特徴としてはワールドカップで日本が敗れたスウェーデンに近い(※というより上位互換)ため、決してやり易い相手ではない。
そもそも、世代交代やワールドカップの早期敗退の問題があるのに、負けた試合というと2年以上前になるので、どことやっても基本負けないのだ。
※ワールドカップも引き分けが多いだけで負けていない。
2、アメリカの弱点
基本的に弱点なんかないチームなのだが、強いて挙げるなら2点
① パス成功率
負けた試合に共通しているのはパス成功率。
アメリカのパワーとスピードを考えれば、パスの成功率が低くても点が取れそうな気もするが、パス成功率が相手を下回る試合で負けていることが多い。
② メンバー固定
3連勝だが、あまりメンバーの入替をせずにここまで勝ち進んでいるため、スタメンに疲労が出てきてもおかしくない。
さらに交代でブーストが掛けられない(※隠し玉がいたら終わりだが)と考えられる。
3、日本戦の見どころ
弱点を踏まえたうえで、勝敗の分かれ目は、
① 守備
球際では負けてしまう局面が多くなると思うので、どれだけパスカットが出来るかどうか。
成功率を下げることが勝率を上げることにつながるので、「良い守備」をすることと、逆にこちらは成功率を上げていく必要があるので、パスをいかにつなげられるかが重要になる。
② 交代策
延長もあり得ると思うが、長くなればなるほどアメリカはパワーダウンするはず。
そうすると、「後半25分ぐらいまで何とか同点もしくは1点差」で耐えたうえで、最後の20分もしくは+延長戦で押し返せるかどうかというところ。
正直、2点差が付くと厳しいので、何とか無失点で前半を折り返したいところ。
さあ、試合始まる!
応援しよう!