あああああああああ。

試合数が多すぎて全く記事に残せない・・・。

コパもあるし・・・。

忘れる前に記録しておきます。

 

① スペイン

グループリーグは「死の組」だったわけだが、危なげなく通過。

トーナメント入った後も準々決勝のドイツ、準決勝のフランスと、ことごとく強敵を倒して決勝まで勝ち上がった。

前回W杯からさらに若手の躍進が目立つ一方、カルバハルやナバスといったベテラン勢がしっかりチームを支える好チーム。

決勝もおそらくはスペイン有利の予想の方が多いのでは?

 

② イングランド

比較的楽なグループに回ったものの、グループリーグは1勝2分の勝ち点5。

強敵とはいえ、準々決勝のスイス戦は大会屈指の塩試合で何とか勝ち抜け。

準決勝こそオランダ相手に勝ち越して決勝進出したものの、戦力の割に内容がイマイチなイングランド。

タレントが豊富な一方で、チームのとしての最適解が見つからないと言った状況。

とりあえず、決勝前の段階では「3バックいいんじゃね?」ぐらいの印象。

ここまでの試合(※と言っても半分以上見ていないが)からすると、相手に合わせるところがあり、スイス戦もオランダ戦も先行された後から攻撃的になったところで得点を取っている。

攻撃力からすれば決してスペインに引けをとらないメンバーなのだが、バランスの悪さに自覚があるのだろうか?

拮抗した展開になったときに「先に仕掛ける」意識に乏しく、リアクションサッカーになっている。

が、見方を変えればチームとしての「伸びしろ」というか、不確定要素が多く、スペインに先制された方がむしろ持ち味を出す可能性もある。

前半の段階で失点した場合、点の取り合いになる可能性もあり、個人的にはむしろその方が見ていて楽しい。

逆に後半まで0-0の時間が続くと、スペインにボールを握られる展開が予想されるところから、攻撃陣の体力が無駄に削られてしまいどうにも無くなる可能性がある。

2大会連続の決勝は伊達ではないはず。待望の優勝カップが取れるか?

 

③ フランス

カンテの代表復帰もあり、バランスの良さで言えば今大会随一のフランスだったが、準決勝で敗退。

グループリーグも1勝2分と、戦力を考えれば物足りない結果。

エムバペが初戦で怪我をしたのと、こちらもチームコンセプトがはっきりしないという点ではイングランドと似たものがある。

ただ、フランスの場合はそのやり方でワールドカップも取っているので、あえてそうしている部分もある。

準決勝も拮抗していたので、それでイケる可能性も十分あったが・・・。

原因としてはサイドバックか。

ワールドカップのときもあった問題だが、サイドバックの人員不足の解消が出来ていない。

あと、個人的にデンベレはミスチョイスだったんじゃないかと。

 

④ オランダ

グループリーグは3位ワイルドカードで何とか突破。

が、逆にトーナメントの相手はルーマニア→トルコと、「くじ運だけは最強」で準決勝まで進んだ印象。

準決勝も凄まじいゴラッソで先制していたのだが、凄いのはそこだけ。

良い選手は多いが、一昔前のロッベンやファンペルシのような「わかりやすい」選手がいない。

技術はあるので、もう少しセットプレーとか工夫して「弱者のサッカー」に寄っても良い気がするが・・・。

天国のヨハンが許さないかなあ・・・。

 

⑤ ドイツ

「事実上の決勝戦」でスペインに惜敗した開催国ドイツ。

ナーゲルスマン体制初の国際大会で、グループリーグは2勝1分で通過、寝坊して見れなかったがスペイン戦はかなりの激闘だった。

個人的には優勝を予想していただけに、準々決勝敗退は残念だったが、チームとしての戦い方、交代策といったところで劇的に改善されている。

個人的には「強いドイツが帰って来た」という印象だったのだが、どうなのだろうか?

スペイン戦は決勝で見たかった。組み合わせに泣いた気はする。

 

⑥ ポルトガル

大会前の個人的な印象は「もういいだろポルトガル」というところだったのだが、印象が変わった。

昔のような「ドリブラーの国」とは打って変わって、非常に整備されたバランスの良いチームに変わっていた。

比較的楽なグループだったとはいえ、首位通過。

トーナメントも2連続PKと、「滅茶苦茶強いわけでは無いが、どこでも互角にはやれる」チームであることは証明したのでは?

全盛期ではないものの、変わらずの動きを見せるクリロナ、中盤で攻撃をけん引するブルーノフェルナンデス、いぶし銀のディフェンスを見せるぺぺと、見所は多いチームに。

ただ、勝ち抜くにはもう少し明確なストロングポイントが欲しいか。

いや、クリロナいるだけでも充分ストロングだけども。

ラファエルレオンは凄かった、ミランではそこまででは無いのだが、代表だと輝く。

 

⑦ スイス

何だかんだで毎回結構勝ち進むスイス。

チームとしての完成度の高さは今大会随一。

グループリーグはドイツに次いで2位通過。

トーナメントは初戦の前回王者イタリアを2-0、準々決勝はイングランド相手にPK戦までと善戦。

GKゾマー、CBアカンジ、ボランチにジャカ、ワントップにエンボロと、真ん中に良い選手が揃っており、他のポジションも基本的に「よく働く」選手が揃っている。

イングランド戦の塩試合はどうにかして欲しかったが、「勝つ方法」、「負けない方法」がチームとしてわかっており、切り替えも上手い。

 

⑧ スロベニア

ほとんど試合見ていないので印象無し。

グループリーグ3分の2位通過で、トーナメントはポルトガルとPK戦敗退と、「敗北無し」でユーロ終了。

印象に残ったのはシェシュコ。

銀髪で目立つというのもあるが、守備偏重のチームにあって、攻撃の起点として機能していた。

パンチのあるシュートも魅力。こいつは侮れない。

 

 

⑨ スロバキア

こちらもほとんど試合見ていないが、3位ワイルドカード通過で、トーナメントはイングランドに負けて敗退。

全体的に試合内容が荒くて、相変わらずガラが悪い試合が多い。

グループEは全チーム勝ち点4で並ぶという凄まじい4すくみだったので激戦ではあった。

 

⑩ ジョージア

決勝トーナメント進出はまあまあなサプライズなのかもしれないが、グループの組み合わせ的には有り得るっちゃ有り得る結果だし、3位ワイルドカードなのでそこまでのサプライズではない。

 

⑪ ルーマニア

試合見ていないので印象無し。グループEの首位通過だが、ベルギーには負けているし、オランダには3失点敗北なので、特筆する点は無い。

 

⑫ デンマーク

2位通過だが、グループリーグは3分、トーナメントは初戦でドイツに2-0と良いとこ無し。

前回大会で試合中に心臓発作で倒れたエリクセンの初戦復活弾は感動的だったが、他にこれといって良いところは無いまま終了。

 

⑬ トルコ

ポルトガルと同じ勝ち点6で2位通過のトルコ。

トーナメントでは初戦でオーストラリアを破り、準々決勝もオランダ相手に先制したのだが、最終的には敗退。

試合を見ていないのでこれといった印象は無し。

 

⑭ イタリア

見せ場はグループリーグのみ。

死の組に入った前回王者は格下アルバニアにきっちり勝利し、クロアチアで劇的な同点弾で引き分けて2位通過。

が、トーナメントは初戦でスイスに2-0と惨敗。

前回大会のような試合ごとに成長しているような気配もなく、攻守に渡り弱体化が顕著。

前回大会はボヌッチとキエッリーニのCBコンビとインシーニェ・インモービレというアタッカーがいたが、同等の選手がいない。

このままではまたワールドカップも危うい・・・。

 

⑮ オーストリア

キャプテン・アラバの負傷が大会前にあり、その時点で「訃報 オーストラリア終了のお知らせ」という印象だったのだが、なんとグループリーグ1位通過。

トルコにあっけなく負けてしまったものの、デザインセットプレーとかチームとしては練り込まれた印象がある。

アラバ抜きでこれだけの成績なら、ワールドカップではダークホースになり得るか。

 

⑯ クロアチア

個人的にはドイツと同じくらいの期待をしていたクロアチア。

死の組に入ったというのはあるが、3位ワイルドカードも無く終了。

初戦のスペイン戦の3失点が尾を引いたか。

スペイン戦自体は得点ほどの差は感じない試合だったので、期待はしていたのだが・・・。

勝ち点供給マシーンのアルバニアに引き分け、イタリア戦に勝てばトーナメント進出可能だったが、なんとロスタイムに痛恨の被弾。

モドリッチ限界説もネットで見かけたが、今大会のモドリッチは比較的ポジションが前目だったので、守備のミスを指摘するのはどうかなと。

それよりもグバルディオラのサイドバック起用で中央の守備が甘くなったのが良くなかったんじゃないかと。

後は、いまだに「ストライカー不在」の問題点が解決出来ないのが最大の問題。

前回大会から改善されていないので、4年以上未解決ということになる。

モドリッチの引退説もあるが、現段階でクロアチアにおいて代わりになるようなプレーヤーがいないのも事実。

マンジュキッチ復帰しないかな。

 

⑰ アルバニア

ガラが悪い印象しかない。クロアチアを道ずれにしたのと、政治的な問題で話題になっただけ。

この国は毎回悪い話題を振りまく。

 

⑱ ハンガリー

前回大会で良い試合をしていたので、個人的に期待していただけに残念。

チーム云々の話の前に、試合の入りで動きが固すぎる。

第3戦でやっと本来の調子を取り戻した印象だったが時すでに遅し。残念。

 

⑲ スコットランド

今になって考えてみるとスイスに引き分けただけマシ。

ハンガリーに勝てばトーナメント進出の可能性もあっただけに、ハンガリー覚醒の被害者ではある。

 

⑳ ポーランド

試合見ていないが、レバンドフスキがいても最下位か。

厳しいな。

 

㉑ ベルギー

初戦でスロバキアにまさかの敗戦、さらには最終節でウクライナに引き分けと強豪国とは思えない有様。

トーナメントではフランスに1-0で、何となく惜しかった感はある(オウンゴールだったし)が、一時期に比べてパワーダウンした印象は否めない。

挙句、もとからチーム内がまとまっていないイメージで、どこかチグハグした印象がある。

チームのラインナップからすればもう少し攻撃寄りの大胆な采配をしても良い気もするのだが、フランス戦は賭けに出なかったのが悔やまれる。

オウンゴールのタイミングが85分なので、失点さえなければワンチャン狙えたかもなのだが・・・。

 

㉒ セルビア

ピクシーが監督という以外は特に無し。

攻撃力が最大の魅力のチームなのだが、如何せん守備の粗さが目立つ。

加えて、スピードのあるチームではないので何かと難しいか。

身体の強さを活かして中東的な戦術に割り切っても面白い気がするが、ピクシーがそんなんするわけないしな。

 

㉓ チェコ

試合見ていない。

 

㉔ ウクライナ

今の国の状況からすると応援したくなるが、今大会は残念だった。

勝ち点4で4位というのは当人達も納得いかないだろう。

問題点は守備陣。ルーマニアに3失点は荒い。

つまらないミスから失点しているので、そこを改善出来ればもっと良くなる。