メンバー決まりました。
GK 権田・シュミット・川島
DF 長友・吉田・冨安・酒井・伊藤・中山・板倉・山根・谷口
MF 遠藤・守田・鎌田・久保・伊東・南野・三苫・田中・相馬・柴崎・堂安
FW 前田・上田・浅野
私の予想と違ったのは
原口 → 田中
大迫 → 南野
でした。
原口の落選については、原口の経験値とポリバレント性よりも田中の伸びしろに賭けたのかなあと。
大迫の落選については、上田で代役可能と考えたのかと思います。
4年前の活躍からすると大迫の落選というのは衝撃ですが、4年前と同じ活躍が出来るかと言われるとそうではないことを考えれば・・・というところ。
※ただ、南野や浅野以上に必要だったとは思う。
古橋・旗手については、代表に馴染む時間が足りなかったというのもあるが、リーグで首位にいる(つまり試合の主導権を握れる)チームでの活躍は考慮出来ないということでしょう。
現に古橋はリーグ戦に比べ、CLではほとんど得点出来ていない。
旗手についてはCLでも一定の活躍はしているが、チャンスメイクをする一方でパスミスも多く、基本的に劣勢になる時間がほとんどであるW杯向きではない。
4年前、直前の監督交代をきっかけに、当時下降線だった本田・香川・岡崎が選出され、平均年齢が過去最高になった「ベテランジャパン」が結成された。
しきりに西野監督が「ポリバレント」を選出基準に挙げていたのを覚えている。
負傷明けで直前のテストマッチに出場できなかった乾が選出されたことに疑問もあったが、結果的に2ゴールの活躍で予選リーグ突破の立役者になった。
一方で、ベテラン中心のチームは決勝トーナメントの延長戦で息切れを起こした感は否めず。
延長終了間際の劇的逆転弾という形で幕を終えた。
指摘されていた長所と短所がそのまま現実となり、ベスト16の壁は超えられないという結果になった。
そして2022年。
「ポリバレント」であれば選ばれたであろう旗手や原口、「経験値」を考慮すれば選ばれたであろう大迫、長谷部は選外。
4年の時を経て、今度は「若手の伸びしろ」に賭ける大会になる。
いままで一大会おきにベスト16と予選敗退を繰り返している日本。
それでいくと今回も予選敗退なのだが、下馬評が低いほど結果を出すという不思議なジンクスもある。
今回もリーグの面子からすると予選敗退が濃厚という人が多いのではないか。
一方で、60年前にドイツ人のクラマーが代表チームのコーチをしたことから始まった日本サッカーの歴史において、ワールドカップでドイツと戦うことは壮大なストーリーの中の一つのエピローグとも言える。
そして、東京オリンピックで辛酸を舐めさせられたスペインとの再戦。(あれはU23代表だが)
見ているこっちも胸が熱くなるのだから、ピッチに立つ選手達の思いは並々ならぬものがあるだろう。
結果はどうあれ、きっと劇的な試合になる。
サムライブルーの「恩返し」と「倍返し」を期待する。