当会の国立附属小受験直前講習も終了し、これで本年度の幼稚園・小学校受験準備指導は全て終了しました。
既に11月から来年の受験に向けて、全学年の指導が始まっていますが、受験学年ではない新年中クラスでも体験指導やカウンセリングの予約が例年より多めで、初動の早さを感じます。
例年、この時期に当会の私立・国立附属幼小受験の結果を振り返るのですが、今年も附属幼小の合格先が38校になっています。筑波・お茶の水の結果によっては昨年同様40校の幼小の合格結果となりそうです。（幼稚園・小学校両方の合格となっていても1校にカウントしています）
幼小共に併願受験するのが普通ですから、このように多くの合格先ができるのは当然ですが、塾長ブログ恒例の「合格の一報」は補欠合格者の結果を含んでいません。補欠繰上り合格の無い幼小は皆無ですから、補欠繰上りの一報を発信しても良いのですが、一報を頂いた時に直接お祝いの言葉を申し上げるだけにとどめています。
補欠繰上り合格は、本命であるならば大変な喜びになり、本命校が既に合格しているならば勲章が1つ増えた満足に繋がるわけで、合格状況によって受け止め方は様々です。
幼稚園では白百合や日本女子大豊明、青山学院、東洋英和、成城学園、学習院、暁星等の人気園でも、繰上り合格が数名以上ありますが、小学校は併願率の高さ故に何校も合格するご家庭もあるだけに、人気校で20名以上の入学辞退者が出ることは珍しくありません。
現時点での当会生徒の繰上り合格になった附属校名をあげてみましょう…
学習院、成城学園、立教女学院、成蹊、森村学園、農大稲花、浦和ルーテル…
（トキワ松、カリタス、横浜雙葉…令和５年1月中旬に追加）
報告漏れもあるかもしれませんが、今年はかなり少な目ですね…幼稚舎や横浜初等部の発表も済みましたから、筑波大附属等の発表後にまた動きがあるでしょう。
越年してからの繰上り合格の一報も多く、二月末（三月中の例もあり）まで、可能性がありますから補欠の結果を手にしているご家庭は、吉報を待ちましょう。
「補欠にも届いていないのか…」と嘆く親御さんの言葉は何度も耳にしてきましたが、補欠も含めて、子供の考査結果が合格ラインに達していないからだけが理由ではないのも、幼小受験ならではのことです。
仕事同様に、結果を謙虚に受け止め検証しておくことで、今後の家庭の在り方も変わってくるのではないかと思います。附属幼稚園・小学校受験はご両親にとっても大きな学びであり、財産になる機会ですからね…
麹町慶進会 塾長 島村 美輝
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