「HBから2Bが主流…」鉛筆の濃さから考える現代の子育て part1
小学生の頃に使っていた鉛筆の濃さを覚えていますか?
国語や算数など、ノートはHBで書いていました。
入学や卒業記念の名入れ鉛筆は大抵HBでしたね。
デッサンは2Bぐらいでしょうか?Hや2Hは設計図などを書くときに使うもので、硬く薄いので字を書く場合は適さない…なんて分けていたように記憶しています。何事も他者と同じが安心の日本人ですから、好みの濃さを自由選択しなかったのかもしれませんが、高級鉛筆でも普及品でもやはり主流はHBでした。
私が中学生の頃、トンボ鉛筆のMONO,三菱鉛筆のユニ、ドイツ製のステッドラetc.なぜか高級鉛筆が流行し、その後に鉛筆の芯(太くてシャープペンの芯のように細くはない)を挟みこむような方式の筆記用具が出回り、高度成長期の日本らしい流行もありました。今も昔も子供は文房具が大好きです。
鉛筆の濃さへ話を戻しましょう。
ググってみると、小学生に相応しい鉛筆の濃さの一覧が載っていました。
・小学1年生は2B~B
・小学2年生は2B~B
・小学3年生はB~HB
・小学4年生はB~HB
・小学5年生はHB
・小学6年生はHB
フムフム…確かに低学年の時はBや2B、高学年はHBですよね。
ところが!先日NHKの情報番組で、今の子供は高学年になっても2BもしくはBを続けて使用している事を知りました。その為に学童用鉛筆売り場に並んでいるのは2BとBばかりで、隅の方にHBが少量あるだけ…だそうです。
part2へ続く
麹町慶進会 塾長 島村 美輝
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