「日本女子大附属豊明⑴ 共働き家庭に人気」第六章 無宗教系附属編(29) | 幼児受験プランナー 島村美輝のブログ

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国公立や私立の有名幼稚園や小学校に合格するためには幼児教室選びがきわめて重要です。受験界の裏も表も知り尽くし、有名幼稚園や小学校に豊富な人脈を持つ東京・麹町の「慶進会」塾長島村美輝が、合格するためのノウハウをお話します。


東京の幼稚園・小学校に合格できる幼児教室「慶進会」
 


 

 


豊明幼稚園100年史

 

 

連載 幼稚園・小学校受験合格バイブル

「日本女子大豊明(1)」 第六章無宗教系附属編(29)


       共働き家庭に人気

 


 

 

濃い学歴度  ★★★★★       

保護者属性度 ★★★★★(3保)    

    ★★☆☆☆(小)

大学受験度  ★☆☆☆☆

 


明治三十四年(1901年)、目白台のほぼ中央、四方を豊かな森に囲まれた中に日本の女子教育の向上を目指して日本女子大学が誕生しました。そして教育学部の増設と併せ、その実習の場として、豊明幼稚園・小学校が明治三十九年(1906年)創立されました。
 

創立者の成瀬仁蔵は当初から大学までの守備一貫、系統だった教育の必要性を強調していましたが、大学創立後の5年で幼稚園から大学までの女子一貫教育制度が確立されたのです。
 

日本女子大豊明幼稚園と小学校(共に明治三十九年創立)は、職業を持つ高学歴の母親が目立ちます。選ばれた子供の母親がたまたまそのような背景を持っていただけなのですが、割合が他の附属より高いので「幼小の受験は専業主婦でなければ合格しない」の誤解を払拭するものがあります。

 

専業主婦でもしっかりした職業歴の比較的高学歴者が多く、しっかりとした考え方を持っている方の印象が強いので、豊明の教師の好みかもしれません。職業もどちらかというとサービス業は少なく、大手企業、出版社、テレビ局、学者、教員、司法関係、医師、研究職等の男性と同じ土俵で活躍する女性が多いのです。

 

社会で活躍する女性の少なかった戦前から、日本女子大やお茶の水女子大出身者は女子の地位確立の原動力となってきましたが、その歴史を持つ日本女子大の附属である豊明は職業を持つ母親に対しての扱いに慣れているのでしょう。

 

*豊明の由来

創立者成瀬仁蔵の教育理念に共鳴した評議員森村市左衛門が主宰する「森村豊明会」から多額の寄付を寄せられ、それを基金として幼稚園と小学校が設立されたことを記念して付けられました。

 




 

 麹町慶進会  塾長 島村 美輝         

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