一次考査合格者人数は434名。募集人数 男子66名 女子42名ですから約4倍まで絞り込まれ
たわけです。
考査内容は決して難度が高くありませんでしたから、あとは「どの程度まで絞り込みをするか?」の興味しかありませんでしたが。
結果的にはゆるい選抜ではありませんでした。教室の子供たちの結果を見ても、合格可能な子供の目安は以下の条件です。
①初等部考査の日程時期にモチベーションと実力が最高潮になるように調節できた子供。
②東京の筑波大附属の受験のケースに多い、私立結果が不満足であったために背水の陣で臨む親
子の必死さと同類の貪欲 な気持ちを持って臨めた子供。
③国立大附属や、曉星、雙葉、聖心、白百合…もしくは中学受験校に合格できるだけの、保護者の
評価などを超越した高い力量を持つ子供。
①の条件が意外に難しく、受験の日々で親子共々疲弊した家庭多く、反応速度や記憶能力、聞き
取り能力なども最大で半減しているケースが多いのです。
これは受験期の保護者がもっとも気づきにくい子供の変化です。東京の受験の場合は、だいたい
11月5~7日頃から珍しい熱を出す子などもいて、精神面の疲労もピークにきます。
神奈川県在住で、私立は神奈川しか受験していない場合は十月しか考査がないので休息が十分
にとれて有利ですね。
東京の受験でも、国立附属のお茶の水や筑波なら、一か月の余裕があるので、ゆっくり休息した上
に、一からモチベーションや実力を再び立ち上げる事が可能なのですが…その余裕がありません。
さてさて、どうやら4/1生まれから6か月の区切りで考査日が23日と24日に分かれた、横浜初等部
二次考査…
体操服を着た子供たちがどのような要求に挑戦していくのでしょうか、最近の幼稚舎の考査が平凡
なだけに楽しみです。
そして横浜初等部の考える理想の子供の姿は、どのようなものなのでしょうか…興味津々です。