願書は面接で良き質問を生み出す材料 | 幼児受験プランナー 島村美輝のブログ

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国公立や私立の有名幼稚園や小学校に合格するためには幼児教室選びがきわめて重要です。受験界の裏も表も知り尽くし、有名幼稚園や小学校に豊富な人脈を持つ東京・麹町の「慶進会」塾長島村美輝が、合格するためのノウハウをお話します。

願書は面接で良き質問を生み出すための材料です。

 

名文を書こうが、教養のある格調高い文章であろうと質問を引き出す材料(キーワード)の無い願書は焦点の惚けた願書です。

 

そのような願書を書くための準備はいつから始まるのかというと、私の教室では入会した後、すぐ始まります。

 

二~三か月は子供と保護者の様子から、人物像と、子供との関わり方を観察します。そして主任面接、希望があれば塾長面接。これからどのようにしていくかの設計図を描きます。

 

経過観察後、その評価分析と同時に生い立ち、家系、学歴、職歴、趣味、職業以外に続けてきた活動をお聞きします。ある程度の人間関係ができてからでないと正直なことを話して頂けませんから、そこまで時間が必要です。

 

その上で、子供の将来の人物像について、望んでいることを聞きます。これは誤解が多いので申し上げると、「将来の大学や職業、資格ではなく、人格についての希望」です。

 

医師という職業なら、どのような人柄(人物像)の医師を期待しているか…ですね。

 

附属幼稚園や小学校に通わせることの意味は、中学以降のように「将来の仕事や資格を決定につながる為の学び」ではありません。「人物形成のための学びと育ちの場として優れた環境を与える」なのですから、保護者の考える大人に成長した時の人物像に対しての考えは最も重要なポイントです。

 

つまり、それが揺るぎのない考えとして出来上がれば、志望校や、願書の中身の骨格はできたようなものです。ただそれが簡単ではないから、入会後すぐに取りかからなくてはならないのです。

 

それが何故かを申し上げると「夫婦はもともと他人で育った地域環境も人的環境も異なるために、同じ思考や感じ方を持っいないからである」からなのです。

 

麹町慶進会 塾長 島村 美輝         
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