皆さんこんばんは。
今、10万円のお金を持っていて銀行に預けるとします。A銀行は1年で金利が12%、B銀行は半年で金利が6%、C銀行は4か月で金利が4%だったとしたら、貴方ならどの銀行に預金しますか?
半年で6%なら1年だと6×2=12%、
4か月で4%なら1年だと4×3=12%
だからどれも同じだと思いませんか。
でもよく考えてみると、
A銀行だと1年後は10万円×0.12=1万2千円
よって12000円増えるわけですが
B銀行だと半年後、10万円×0.06=6000円
さらに半年後は10万6千円×0.06=6360円
よって1年後は6000円+6360円=12360円増えることになります。
さらにC銀行だと4か月後、10万円×4000円
その4か月後は104000円×0.04=4160円
さらに4か月後は108160円×0.04=4326.4円
小数点以下を切り捨てても1年後には
4000円+4160円+4326円=12486円増えています。
だからC銀行が一番お得となります。
これを分割すればするほど得するのでしょうか?
実はnの値を無限にしていくと2.718281828・・・・・となります。
これが「ネイピア数」という数で、円周率とならぶ2大定数で、円周率とネイピア数は無理数の中でも超越数と呼ばれる特別な数です。
しかもネイピア数は自然法則を表す数式の中に頻繁に出てくるすごい数です。
高校で数学Ⅲを勉強する人は、絶対に知っておかなければいけない定数ですね。
今日はここまで、じゃあまたほなね
(^_-)-☆