ポートフォリオの作り方 | キャラクターデザイナー澤田 圭の★サワダーランド★

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キャラクターデザイナー澤田 圭の作品と日々の出来事。

これまで制作した作品や仕事歴がひと目で分かる作品集
通称ポートフォリオ。

今あるのは2010年に作ったもので
仕事内容がちょっと古いので
更新しようかなと思ってた時にこんな映像発見しました。



【『ゲームのお仕事』業界研究フェア2011 】
センスとスキルをアピールできる
ポートフォリオ(作品集)の作り方




ゲーム業界のお話ということで関係ないわーって思う人もいるかもですけど
見る側のリアルな声と
採用されたポートフォリオ、現役学生のポートフォリオを見れるというのでは
色々と参考になるかと思います。

ただ1本1時間くらいありますし
Part1はかなりグダグダなので
時間の無い人はPart2だけでもいいかな。




さらに時間無い人用に
サワダの勝手な解釈で要約すると

●ポートフォリオに一貫性のあるレイアウトを心がけると見やすい。
ただ凝りすぎたものは見る側の好みに左右されやすいので程々に。

●装飾に凝るよりも掲載している個々のクオリティUPを心がける

●これだけのことが出来るんです!というよりも
何が得意かを明確にし、そこに重点をおいてアピール

●上記とは矛盾するが引き出しの多さをアピールすれば
本来希望していない職種になるかもしれないが引っかかる可能性は上がる。

●就職することをゴールと考えたポートフォリオではなく
一緒に仕事をしていく姿が見えてくるポートフォリオを。

●文字による細かい説明は読まれない。絵力でアピール

●学校の課題か自主的な制作なのかを明確に。




などなど
それぞれの会社でいろんな意見があったので相反することもあったけど
まずはラクしてオールマイティなものを作り
何処にでも同じ物を送りつけるよりも
希望する企業を研究し、
何を求められているか、何に希少価値を見出すのかを理解
そこにあったものを提出するよう心がけましょう。


そして共通して言える重要なことは
人間性。

1日に何冊、何本もポートフォリオやデモリールを
うんざりするくらい見なければいけなかったり
最初に振り分けるのがプロではなく一般素人の事務員さんの場合もあったり
そういうことを考えると
少しでも見る側に負担をかけないよう気を使わなければいけませんよね。

結局どんなスキルがあってもコミュニケーション能力が無ければ
一緒に仕事はしたくないですもの。





最後に
少しでも多くの人のポートフォリオを見て勉強し
少しでも多くの人に見せて感想をもらいましょう。




ということで
参考になるかわからないけど
サワダのポートフォリオを公開!古いやつやけどw
pdf形式になってるのでDLしてみてね。

http://keisawada.com/2010portfolioS.pdf
(6.7MB)

キャラクターデザイナー澤田 圭の★サワダーランド★



こうしてまとめてみると
当たり前のことしか出てこなかったけど
それが実際はなかなか出来ないんやろね。


見る側のことを考えて
もっと見たくなるような、一度会いたくなるような
ポートフォリオが完成することを願っています☆彡



ってヒトゴトやなくてそういうのを作らねば!