人の痛みが

分かる子に

なっておくれ!!





パパが子供達に贈った言葉です




痛みとは…



体の痛みだけではなく

心の痛みも同じ脳で感じます




脳にとって痛みとは

体も心も同じと言うこと




そこから考えると




負の感情が多いと

脳が痛みを活性化させてしまい




逆に

癒しの感情が多ければ

脳は痛みを和らげることになる




私はそう考えています



私の専門である「ポジティブ心理学」





大好きなパパの最期を

これでもかと見届けたこと




亡くなる数時間前から

家族皆んなでパパを囲んで

手を繋ぎいっぱい話をしたこと





亡くなる4時間前に

一度呼吸が止まりそうになって






パパぁーーー




と…大声で叫んだら

息を吹き返したように

ふぅ〜と大きな呼吸をしたこと





それ以降…




呼吸をするたびに

次の呼吸は…と心配しながら

パパの呼吸を確かめながら





呼吸すると…




あぁ…

良かったーおねがい




また…呼吸すると





あぁ…

呼吸したーおねがい





涙でくしゃしゃになっても

涙を拭うことなく寄り添い続け




一部始終をしっかりと

目に焼き付けた子供達…大泣き




あんな大切な時間を

家族皆んなで過ごせたことが

奇跡だと私は想っています





もう…

怖いものなんて

何もない!!




お手本のような「死」を

子供達に見せてくれたパパ






今日逝くよー



と…言わんばかりに



子供達が休みを取ったその日に

パパは皆んなに見送られながら

苦しまずに笑顔で旅立ちました






ありがとう





本当に

ありがとうパパ