パパとお別れするなんて
本当に思ってなかった


まさか死んじゃうなんて
本当に考えてなかった


本当に本当に何もかも
全てが信じられなかった




あの時の事を
私は鮮明に覚えています


亡くなる数日前から
家族5人が自宅に全員集合


まるでその日に焦点を
合わせたかのように…


子供達も自ら仕事を休み
パパのそばに寄り添いました


あの日…


亡くなる前日昇天


正確には亡くなる8時間程前
2021年4月3日午後6時前…


パパはこの時点でも
ふわふわ意識がありました


容態も比較的落ち着いていた為


夕飯は子供達だけで
お寿司を食べに行かせました


この日は混んでいて
待ち時間がありました


その時の受付番号が
4番でした





帰宅した長男がぽつり…



「パパ…まさか…明日…
4日に亡くならないよな…」


なんとも言えない胸騒ぎがした

そう言った長男の顔が
未だ忘れられません


いつもなら受付票なんて
その場で捨てるのに


この日に限って

受付番号4が書かれた紙を
大切に持って帰って来た長男


長男なりに感じるものが
あったのでしょう



パパは

2021年4月4日午前2時30分
天国へ旅立ちました



今でも不思議で仕方ありません


子供達が買ってきてくれた
お寿司を…



私がリビングの端で
そっと食べようとしたら…


ママー💕


と…手招きするパパおいで


きっと一緒に最期のお寿司を
食べたかったんだと思います


私が隣で食べる事で
パパも一緒に食べてる気持ちに
なっていたんだと思います


切なすぎる…



パパの人生最期のごちそうは
実際にはスイカ🍉でしたが



私は2人で食べたお寿司が🍣


人生最期の
ごちそうだと思っています💙





今でも長男は

この4番の受付票を肌身離さず
お財布に入れて持ち歩いてます