6月18日、羽田空港でレトロハンザを撮っていたその頃、相鉄線では相鉄ミステリートレイン:Reとして8000系を前面のみ赤帯を復刻させて運行。

 

「あの時早めに切り上げて行けばよかったな」とか「当日のみのラッピングだろうな」とか「短い期間だけでも良いから走ってくんねぇかな」という諦めと淡い期待をしていたその翌日に通常の定期列車として運行。

 

前照灯移設などの更新をする8月下旬まで運行との事で「やったぁ!!!!!!!!」と歓喜しておりました。

 

ちなみに相鉄ミステリートレイン:Reはざっくり説明すると、団体向けの貸切列車として相鉄線内のどこ向かうかわかんないマジのミステリーで、しかも営業列車では入線しない厚木線や車両基地などに行くっていうもの(かなりざっくり)。

 

その時は新横浜線にも入線していましたが、以降の定期列車は新横浜線除く相鉄線内で運行してます。

 

▼そん時のレトロハンザを撮った時。

 

📅2023.06/21

水曜日 / Wednesday

 

相模鉄道 / Sagami Railway

(相鉄 / Sotetsu)

🚉横浜駅

Yokohama Station / 横滨站 / 요코하마역

(SO-01) 相鉄本線 / Sotetsu Main Line

神奈川・横浜市 西区

| Nishi Ward, Yokohama City, Kanagawa, Japan

 

その8000系赤帯の通常の定期列車として運行するようになって2日後、かつての正しい相鉄を求め夕方間近の横浜駅へ。ホームに既にいる電車は前照灯を移設し、前の窓下にあったライトを埋めたこれもまたザ・相鉄な電車です。

 

あと赤帯求める者は私だけでなく、やはり数名待ち構えておりました。

 

🚋9000系電車 / EMU Series 9000

"YOKOHAMA NAVY BLUE"

 

赤帯が来る前に、軽く横浜駅ホームの終端部で撮ります。

 

弟である9000系は完全にヨコハマネイビーブルー(YNB)に染まってしまったので、同じような復刻塗装は出来ない姿に。前照灯の移設のみならず、こんだけ単色に塗られるともう元に戻れなさそう。

 

🚋11000系電車 / EMU Series 11000

 

こちらは未だYNBになりそうもない11000系。でも銀色の車体が結構カッコいいからそのままでいて欲しい。

 

🚋8000系電車8713編成 (赤帯復刻塗装)

EMU Series 8000 '8713F'

 

そしてお目当てである赤帯を再び纏ったデビュー当時の8000系8713編成が入線。

 

すげぇ…本当に俺たちが知っている相鉄線のカラーリングだ…やっぱりこの電車は登場時のこのカラーリングが似合うのなんの。もう入線する前にホームドアからもその赤が反射してたもん。

 

ゆっくり走行しているので、何枚も記録。

 

終点である横浜駅からは折り返し各駅停車の西谷行きとして運転。赤帯の時代ではまだ無かったホームドアと西谷行きの世界線が、まさかこんな形で実現するとは思わなんだ。

 

赤帯は前面のみに施されており、海老名方にのみ相鉄グループのロゴをラッピング。なお側面はグループカラーである細い青とオレンジ帯のままですが、正面やあまり側面の配色が見えない角度であれば、そこまで違和感なくいけますね。

 

赤帯に戻った8713編成の番号をよく見ると、SOTETSUのロゴマークが。貫通扉の隙間に青い塗装が残っております。あと赤帯時代の側面は現行塗装とでは配色が異なっておりました。

 

理想を言えば側面もやって欲しさあったけど、前面だけやってもらえただけでもありがたいもん。これにさっそく乗車してまずは星川駅へ。

 

🚉星川駅 (FB古川電池 本社前)

Hoshikawa Station / 星川站 / 호시카와역

(SO-05) 相鉄本線 / Sotetsu Main Line

神奈川・横浜市 保土ヶ谷区
| Hodogaya Ward, Yokohama City, Kanagawa

 

星川駅を下車して、去り行く8713編成を見送り。ここも高架化して以降は赤帯が走ってませんでした。ホームドアが設置していないこの時期だからこそ、いずれか貴重になりそうな1枚。

 

🚋10000系電車 / EMU Series 10000

 

あとは追いかけるように西谷へ向かうのですが、後続の電車が来る前に軽く記録。

この未更新の10000系10両編成もあと1本のみなのに驚き。8000系も同様、前照灯を既存の窓下から上部に移設するので、原形であるこの顔の記録はお早めに。

 

🚋11000系電車11001編成

「10代目そうにゃんトレイン」

EMU Series 11000 '11001F'

"Sounyan Train 10th generation"

 

そうにゃんトレインの10代目。前面にはそうにゃんと、これまで登場した歴代そうにゃんトレイン。ただしラッピングを施している11001編成は今回初のラッピング。

側面自体はドア横にSOUNYAN TRAIN 10th ANNIVERSARYと貼ってあるだけで、かなり控えめです。

 

🚉西谷駅 (SO-08)

Nishiya Station / 西谷站 / 니시야역

相鉄本線 / Sotetsu Main Line

相鉄新横浜線 / Sotetsu Shin-Yokohama Line

 

西谷まで移動して、電留線に休んでいる赤帯8000系を見に行きます。

 

二俣川寄りの電留線で折り返し準備をしている8713編成と、二俣川方面を行く11000系の並び。西谷の電留線は赤帯がたくさん走っていた時代にはありませんが、かつての相鉄線の日常的に見られた並びを見る事ができました。

 

クロッシングポイントを手前に縦でなんか良い感じにスナップ。

 

🚋東急電鉄 5080系電車

Tokyu Railways EMU Series 5080

 

赤い東急と赤い相鉄。これもまた赤帯時代にはありえなかった組み合わせです。

なんか少し統一感あるから、同じ鉄道だって思われても…いやそこまでは無いか。

 

🚋10000系電車 / EMU Series 10000

 

いつか前照灯が窓上に移設されるコンビ。この組み合わせ更新後も見られるんだけど、原形顔が拝められるのもあと僅かという。

 

🚋11000系電車11001編成

「10代目そうにゃんトレイン」

EMU Series 11000 '11001F'

"Sounyan Train 10th generation"

 

横浜駅へ折り返すため、一旦改札を出て再び入場。電留線で休む8000系の入線シーンを撮るため、横浜寄り先端で待ちます。

先ほど星川で見た10代目そうにゃんトレイン。海老名寄りと横浜寄りとではラッピングが異なるのね。

 

🚋21000系電車 / EMU Series 21000

 

8000系が入線する1本前に来た21000系。赤帯見てからこの電車を見ると本当に相鉄が劇的に変化したのがわかります。やはりネイビーブルーの車体とホームドアとの相性が良い。

 

🚋10000系電車 / EMU Series 10000

"YOKOHAMA NAVY BLUE"
 

いいタイミングでYNB同士の並びが撮れました。やったね。

 

快速が出発した後、電留線にいた赤帯の8713編成がゆっくりと入線。横浜方面から来た西谷止まりの10000系の車体にも反射しております。ネイビーブルーって色が異なる電車だとこんなに反射するもんなの。

 

🚉星川駅 (FB古川電池 本社前)

Hoshikawa Station / 星川站 / 호시카와역

(SO-05) 相鉄本線 / Sotetsu Main Line

 

再び赤帯8000系に乗って、星川駅に戻って来ました。

駅名標にはいつの間にか副駅名称がついたのね。

 

乗車した赤い8000系(右)と、星川の電留線に休む青い8000系(左)と21000系(中央)と一緒に相鉄3世代の並びを撮影。

 

ここでようやく海老名寄りのロゴ付き先頭車を納める事ができました。自分的にはロゴ有る方が引き締まってて好き。左にいるグループ塗装の8000系と比較すると、車両番号とロゴの配置、もちろん塗装の配色も異なります。

 

🚋8000系電車 / EMU Series 8000

 

二俣川方面のホームに移動して、折り返し海老名行きの快速として来る赤帯を待つ間、前照灯や行先表示器が更新と移設された8000系を記録。並べると中央の前照灯がないだけでもかなり印象が変わります。

 

更新後の姿も見慣れればそこまで違和感ないにしろ、YNBに更新する前提だから中途半端というと失礼な表現ですが、真っ白な塗装だとノッペリした印象。

 

 

折り返し快速海老名行きの8713編成が入線して来ました。

(柱に被ってしまうのは致し方ないけど)

 

前面と側面の塗装に統一感もカケラもないですが、2世代の塗装を1編成で楽しめるのもだし、どことなくトリコロールな感じもあって見慣れれば違和感ナッシング?

 

発車する8000系を見送ってこの日は撤収。黄色い仮のホーム柵が無ければ全体を撮れたものの、その内ホームドアが設置されるのでローアングルで撮れただけでもまだ良いかなと。

 

📅2023.06/23

金曜日 / Friday

2日後、日中に星川駅で留置しているのを運用情報で確認。

再び現地へ赴きます。

 

夕方の運用に向けて仲良くお昼寝中の2編成。

どちらも前面の形状が「く」の字なのが特徴。21000系もこうして見ると、どことなく8000系を受継いだ感じもしなくもない?

 

ライトが埋められた更新後の8000系と一緒に。

赤帯の8713編成も、おそらく9月以降は同様の姿に更新するのですが、塗装がそのままな状態で走って欲しさありけりかも。

 

真ん中の21000系を隠して2色の8000系を記録。すでに右側の8712編成は前照灯や行先表示器の移設工事を開始したため、私にとってはこれで見納めに。

 

21000系が間に挟まった状態なので、隣同士は叶わずとも何とか撮れたので良かったと言うべきか。

 

21000系が運用のために出場し、電留線は8713編成のみに。

動く姿も納めようと考えましたが、また近い内に撮りに行こうと思いこの日は撤収しました。

 

前面を中心になるべく色んなとこで記録していきたいところ。

 

▼再び赤帯を撮りに行った話