前回:松山市でダイヤモンドクロッシング

 

【4日目 / Day 4】

📅2021.10/25 (火曜日 / Tuesday)

 

伊予鉄道 / Iyo Railway

🚉勝山町電停 / Katsuyamacho Tram Stop

(18) 市内線 / City Tram 

愛媛・松山市

| Matsuyama City, Ehime, Japan

 

松山よりおはようございます。オタクの朝は早い(と誰かしら勝手に言ってる)と言いますが、私はそんなに早くなかったです。のんびりし過ぎてしまった_(:3 」∠)_

街の様子を撮ると路面電車のオレンジ…みかん色…が目立つのなんの。賛否両論があるものの、街に映えてかつアイコンとしての役割が果たしてるので私は好きだな。

 

この日は半日ほど松山市を観光し、午後は松山港からフェリーで瀬戸内海を渡り、広島市へと向かいます。

 

🚋モハ50形

Streetcar Series Moha-50

ホテル最寄りの勝山町から市内電車に乗車します。

線路と道路の狭間にホームがあんのはかなり圧迫感、バス近っ。

 

🚋モハ5000形

Streetcar Series Moha-5000

伊予鉄のカッコいいトレインを撮って、まずは松山市に来たら行こうと思った道後温泉へ。

近未来なデザインよね。

 

🚋伊予鉄道 市内線 [5系統]

Iyo Railway City Tram [Route 5]

道後温泉行き / for Dogo Onsen

 

(18) 勝山町 / Katsuyamacho

(24) 道後温泉 / Dogo Onsen

 

🚉道後温泉駅

Dogo Onsen Station

(24) 市内線 / City Tram 

 

終点の道後温泉に到着。大正モダンな駅舎がお出迎えをしています。

 

やって来る電車を少し撮ってから駅前へ。

 

道後温泉の最寄りで駅舎は1911年に建築した駅舎を復元したもの。

洋風の建築がハイカラでオシャレでございます。あと手前にはJR松山駅前などから道後温泉を結ぶ「坊っちゃん列車」が展示。この画角だけで絵になるんだから凄いのなんの。

 

景観が優れてるよね。ちなみに駅舎内にはスターバックスが併設。大昔からあるんじゃないかと思うくらい馴染んでいます。

 

 

🚂坊っちゃん列車

Botchan Train

 

駅前にいる坊っちゃん列車は2001年に運行開始。かつて活躍した軽便鉄道の車両を復元されたもので、先頭の機関車は見た目は蒸気ですがディーゼルで動きます。

復元のモデルとなった車両は、伊予鉄道が創立した1887年(明治20年)の翌年に日本で初めての軽便鉄道として運行を開始し、67年間も松山平野を駆け抜けていました。

 

愛称の由来は、松山へ教師として赴任した夏目漱石の脚色をもとに小説化した『坊っちゃん』から。「マッチ箱のような汽車だ」と当時の軽便鉄道の模様が書かれています。

 

客車はマッチ箱そのもの。

 

この日の運転はお休みだったのですが、1回の乗車で1,000円(2021年12月より1,300円に値上げ)と乗るのに勇気いるお値段…以前は最初が300円、そして800円だったのがこんなにも値上がるとは…。いや、次来るときあれば乗ろう…うん。

 

終着の道後温泉駅は電車のみならず、おなじく伊予鉄バスも発着する場所。

坊っちゃん列車の機関車は分岐点に方向転換する装置があるのですが、同じく片方のみの運転台を備えるバスも方向転換します。

見えづらいですけど、奥にね転車台があるんですよ。

 

わかりづらいですけど、バスが転車台に乗って方向転換する様子。

主に松山市中心部や松山空港への始発のバス停として使われますが、松山空港から湯の山ニュータウンに向かうバスもこの道後温泉にて、お客を乗せたまま方向転換します。

 

時計坊ちゃんカラクリ時計

Bochan Karakuri Clock

 

広場の前には坊っちゃんカラクリ時計。そしてその下には足湯もあります。

 

1時間ごと(土日祝や年末年始などは30分ごと)になると、音楽とともに小説『坊っちゃん』に登場する人物たちが歓迎します。

 

道後温泉商店街 (道後ハイカラ通り)

Dogo Shopping Arcade

(Dogo High Collar Street)

 

ここに来たからには温泉へと入りたいもの。またまたアーケード街を潜り抜け、道後温泉本館へと誘われます。やっぱ四国ってアーケード好きよね。

箱根へ行っても温泉に行かなかった事が多いので、温泉かなり久しぶり。

 

商店街入ってすぐの観光会館入口には温泉むすめがお出迎え。

彼女の名は道後泉海(いずみ)、頼れる生徒会長なんでございますですって。

 

9時すぎていますが、お店が開くのはまだ早い模様。

何かあるかなと見つつ散策。

 

大きな街にこういう温泉地があるのって、日本だと松山・道後と別府と函館・湯の川くらい。

確かそうよね。

 

♨道後温泉本館

Dogo Onsen Honkan 'Main building'

 

やって来ました。来る前から知っていたのですが、この時は保存修理の為に本館の周囲には足場などが組まれた状態。

 

道後温泉は約3000年前の縄文時代に開湯したとされている日本最古の温泉で、足を痛めた白鷺(シラサギ)が湧き出た温泉で傷を癒した事が起源と言われています。城崎温泉もなんですけど、温泉地を発見したきっかけが「白鷺が傷を癒す」って伝説多いんでしょうか。

 

道後温泉本館は1894年(明治27年)に改築した木造の公衆浴場で、その後も改築などを重ねて現在の姿に至ります。

 

▼道後温泉本館ホームページ

 

 

足場などが組まれていますが、何となくカッコいい感じ。

 

 

反対側の玄関口まで移動。

工事している姿を見られるのも、貴重な記録です。

 

温泉に入れるのはこの時は一部のみ。

交通系ICカードで決済できるのもありがたいのなんの。

 

受付付近と階段付近であれば撮って良いとの事で記録。

温泉に入ったあとにお茶と坊っちゃん団子を頂きたかったのですが、それらのサービスもしばし休業。保存工事完了した時にまた行きましょうか。

 

温泉に入り、空の散歩道(足湯)から本館を記録。

かなり覆われているんですね。

 

 

神社湯神社 / Yu-Jinja Shrine

 

湯神社でお参りをして、駅へと戻ります。

 

♨道後温泉別館 飛鳥乃温泉(あすかのゆ)

Dogo Onsen Annex 

Asuka-no-Yu bathhouse

 

商店街をちょっと抜けて別館の飛鳥乃温泉も記録。

飛鳥時代をイメージしたお湯屋なのだとか。

 

🍡巴堂本舗 / Tomoe Do

 

道後温泉に入ったあとは坊っちゃん団子を食べるのが醍醐味…か定かじゃないですが、やはり食べたいもの。商店街にある巴堂さんで頂きます。

 

🍡坊ちゃん団子 / Botchan Dango

 

坊っちゃん団子はシンプルながらも素朴な味。

小さく甘く美味いんだ( ˘ω˘ )

 

🚉道後温泉駅 / Dogo Onsen Station

 

駅に戻り市内電車へと乗り込みます。

 

入口には坊っちゃん列車ミュージアムの案内。

機関車の1/1の模型が展示しており、それを見に行くべくまずはミュージアムの最寄りかつ郊外電車乗り換え駅でもある松山市駅へと向かいましょう。

 

カッコいいトラムを撮って―

 

カッコいいトラムとハイカラなトイレのピクトグラムと共に記録。

 

また来るときあれば、ゆっくり行きますかね(´ω` )

道後温泉をあとにし目指すは松山観光港。まだ時間がそこそこあるので、寄り道しながら松山市駅へと向かいます。

 

次回:県庁や市内を眺めるために観覧車へ