1933年(昭和8年)5月20日

この日は大阪発の地下鉄である大阪市営地下鉄1号線(Osaka Metro 御堂筋線)の梅田から心斎橋が開業して88周年なりました。あと公営(市営や県営など)の地下鉄としても日本初。

 

そっか、日本初の地下鉄である銀座線(東京メトロ)では私鉄から始まったもんな( ˘ω˘ )

 

▲まだ市営のマルコマークが設置していた頃の御堂筋線の路線図

 

開業当初は1両のみの電車で運行されていましたが、ホームは長編成に対応。

これからの大阪は大きく発展するという先見の明を持っており、それがその通りになって現代の大阪があるのだなぁと…むしろそれぐらい自信があったとも言うべきでしょうか。

 

10両編成で運転されている御堂筋線に乗ると、特に都心部においては物凄い利用者数ですし、やはり自信と実行力があるからこそここまで発展したのかもしれません。

 

江坂から大阪都心部を経由し、なかもずまでを結ぶ御堂筋線。軽くながらですが大阪の大動脈を担う車両たちをご紹介しましょう。

 

Osaka Metro

(旧 大阪市営地下鉄 / Former Osaka Municipal Subway)

🚇御堂筋線 /[M] Midosuji Line

10A系電車 / EMU Series 10A

動物園前駅 /Dobutsuen-mae Station (M-22)

📷2018. 04

 

1973年(昭和48年)にデビューした10系を、チョッパ制御からVVVFインバーター制御に更新され2006年(平成18年)に10A系として新たにデビューした車両です。

従来の10系と区別できるように、前面にはの細いストライプが施されています。

 

21系電車 / EMU Series 21

西中島南方駅 / Nishinakajima-Minamigata Station (M-14)

 

1991年(平成3年)にデビューした新20系の御堂筋線用の車両です。市営地下鉄時代からの標準車両で、四つ橋線中央線谷町線千日前線でも活躍しています。

この顔こそ、大阪市営地下鉄の顔という印象があって、好きですね( ˘ω˘ )

 

30000系電車 / EMU Series 30000

新大阪駅 / Shin-Osaka Station (M-13)

 

2009年(平成21年)に谷町線から導入、2011年(平成23年)に御堂筋線で導入した大阪市営地下鉄もといOsaka Metroでは新しい車両です。今までの車両と比較するとかなりスマートなデザインになりました。

 

Osaka Metroではお気に入りの車両でございます( ˘ω˘ )

 

なかもず駅 / Nakamozu Station (M-30)

 

スッキリとした前面も特徴的ですが、何といっても側面の号車番号のデザイン。

これがオシャレなんです( ˘ω˘ )✨

Osaka Metroでもリニューアル車で見られますが、こういうデザイン首都圏とかでも流行らないかなぁ…(若干異なるけど小田急ロマンスカーも大きな号車番号をデザインしてゐる)

 

車内もかなり明るくオシャレな空間。

東京メトロ副都心線10000系デビュー以降の地下鉄車両って、かなり先進的で明るいデザインを取り入れていますよね。30000系も同様、大動脈を表している赤を施した席や狭く感じさせない空間です。

 

なかもず駅で撮った入口の看板。民営化されたばかりの2018年はまだマルコマークが残っていたんですよねぇ…ここもすでにOsaka Metroマークに更新でございますか。

 

Osaka Subway comさん著書「マルコに恋して」が御堂筋線開業などについて解説しています。オススメ

 

以上、御堂筋線開業にちなんで車両の簡単なご紹介でした🚇

10A系もそろそろ引退に近いし、撮りに行こうか否か…