▼前回

 

高崎に戻ってきました。

ここからは田中角栄こと上越新幹線に乗車。

越後湯沢で一旦降り、別の目的の新幹線に乗換え長岡を目指します。

 

📚田中 角栄(たなか かくえい)

1972年(昭和47年)~1974年(昭和49年)にかけて第64・65代の内閣総理大臣に就任

著書『日本列島改造論』では全国の新幹線網(整備新幹線)と高速道路網の建設を構想。首都圏と新潟を結ぶ上越新幹線と、ほぼ並行する関越自動車道も計画された一つでそれぞれが開通。

 

ちなみに関越道は東京・目白の角栄邸から新潟の実家まで3回曲がれば着くと言われており、夜更かししてる番組が検証したところ実際に着いたという。ぶっちゃけ重要なルート。

首相退陣後の1976年(昭和51年)にはロッキード事件(ざっくり言えば汚職事件※お食事券ではない)に絡んでおり、同氏含む関係者らが逮捕(後に保釈されましたが)。

まぁ言っちゃえば交通インフラに貢献した方と言えば良いんすかね(めっちゃ適当)

 

 

JR東日本 / JR East

🚉高崎駅 / Takasaki Station

 

新幹線改札口の横には除菌ウェットシートが配布。

このご時世(n度目)というか常に除菌シートは携帯しときたい…_(:3 」∠)_

 

案内マップと駅弁売り場の間にあるこのD51のモニュメント。

SLのしくみについて記載しており、普段から高崎で新幹線に乗らないのでこういうのがあるんだとお初に知りまする🚂

 

在来線のりかえ口の案内板―

 

首都圏のJR路線図を見ると高崎近郊ではあまり路線カラーが区分していませんが、こちらでは路線毎に色分け。高崎線、八高線以外は211系のオレンジ緑帯のばっかじゃんと思いながらも、言うて複数路線を持つ私鉄だって路線カラーありながらも皆無みたいなとこあるし。

 

12番線から乗車するのは14:10発「Maxとき 369号」新潟行き。

臨時列車です。

 

それまでは時間があるんで軽くホームを撮ったり先に発車する「あさま」を撮ったり📷

 

🚄E7系新幹線 / EMU Series E7 Shinkansen

 

2014年に北陸新幹線用にデビューしたE7系。正直遠くからではE7とW7(JR西日本)の区別がつかないのでE5とH5(JR北海道)のように少し帯を変えろというのはワガママ。

 

駅名標と過ぎ去っていくE7系。そこそこ良いのではって気がしなくもないです。

 

 

乗車するMaxときの乗車口案内―

将来的には「Max」と表示された案内が見られなくなるので今のうちに撮影。

 

足元乗車口の案内も今のうちに。

 

そして入線。やはり存在感がある…

 

🚄E4系新幹線「Max(マックス)」

EMU Series E4 Shinkansen "Max"

 

日本では唯一のオール2階建てE4系Max。デカいっすねぇ…。

8両が基本なものの併結して16両編成で運転される場合もあり、その定員数は1634名と高速鉄道で世界一の輸送力を誇る車両です。

(※東海道新幹線N700系16両編成の定員数は1323名)

 

Maxは"Multi Amenity Express(マルチ アメニティ エクスプレス)"の略称。

 

顔に似合わずオサレというと失礼ですが、アヒルとかカエルみたいな顔とかしています。

でも好きなデザインだしMaxの響きがカッコいい(´ω`*)

 

2012年までは東北新幹線でも活躍しており、東京~福島では山形新幹線「つばさ」の400系、E3系とも併結運転していました。E5系導入などの高速化に伴い撤退し、上越新幹線のみで活躍、デビュー当時は黄色い帯でしたが朱鷺(トキ)色の帯に更新されています。

 

やはりデカい…

 

2020年度、本来であればE7系に置換えられ引退をする予定だったのですが、2019年10月に発生した台風19号によって千曲川が氾濫。近くにある長野新幹線車両センターに留置していたE7/W7系の計10編成が水没。

 

そのせいで増備車含む車両が上越新幹線で…だったのにねぇ…。

まさかの引退を免れたというとアレですが、本人達が一番驚いてるかもしれません。

新津に保存されている仲間もいるというのもあるし…。

 

🚄上越新幹線/Joetsu Shinkansen

「Maxとき」369号 新潟行き/"Max Toki"№369 for Niigata

 

高崎/Takasaki

14:10

越後湯沢/Echigo-Yuzawa

14:35

 

25分で着くんすね( ˘ω˘ )

上越線で水上乗継なら2時間ぐらいかかってるよ。そのくらい新幹線は偉大な乗り物である。

 

通常の新幹線の普通席は2列3列(一部除く)が基本ですが、E4系の1~3号車(16両編成は9~11号車)の2階席のみが3列3列で転換のみのシート。リクライニングはできません。

(言うて初期の0系なんか新快速みたいなシートだったので)

 

それほど詰め込める仕様で造られた車両なんです🙄

かつては北陸新幹線(長野新幹線)の「Max あさま」として臨時に運行。しかし東京発長野方面行き、ではなく軽井沢発東京行きの上り列車のみ。

 

北陸新幹線は勾配が多い区間を走行、周波数が変わる区間もあるためE7/W7系(引退したE2系と同様)のような特殊な車両のみが乗り入れ可能。E4系の一部編成も勾配などに対応した車両があるのですが、下り(東京→長野)方面の場合は旅客を乗せると碓氷峠の勾配に耐えられなく、回送で軽井沢へ送り込みし上り東京行き「Max あさま」として運行されていました。

 

運行本数もそんなになかったのである意味「幻の列車」でございます_(:3 」∠)_

 

群馬のお山です⛰(赤城山であってるっけ)

2階席に久しぶりに乗ったのですがやはり眺めが良い。

 

Maxときは上毛高原駅を通過し大清水トンネルへ。(新鮮なフロムアクアが取れるとこ)

谷川岳の下を走ります。

 

長いトンネルをひたすら走ります。

越後湯沢到着前、軽くデッキを撮影。

 

みんな大好き車内のご案内―

 

2階席はリクライニングできないですが1階席はリクライニングできるししかも2列3列。

景色を犠牲にし快適を選ぶならこっちに乗りなさい(なお自由席ですが)

 

そしてトンネルを抜けるとそこは―

 

残念、雪国ではありません。⛄✖

冬になれば雪国で夜に乗れば夜の底が白いから。

 

🚉越後湯沢駅 / Echigo‐Yuzawa Station

新潟・湯沢 /Yuzawa, Niigata 

 

左がケイルさんが乗ったE4系。右が回送で停車中のE4系。Maxに囲まれるのもいつまでか…

 

国境を越えまして越後湯沢駅に到着。湯沢町はとにかくスキー場だらけの町です。

上越国際とか苗場とかあんのよ。

 

冬はめっちゃスキー客の人間や雪の女王やらでごった返します。隣には在来線扱いだけど新幹線電車が結ぶガーラ湯沢駅が冬のみに営業。かつてのバブリーでスキーな場所だから私をスキーに連れて行きなさい!!!!

 

行け!!!!!

 

回送のMaxのロゴ。黄色帯時代はどデカい「Max」のロゴが貼られていましたが、朱鷺色に変更後は天然記念物「トキ」を主張、「Max」は主役ながらも抑え目で寂しい印象。

正直言うと前のが良い…

 

 

過ぎ去ってゆくMax…カッコいいのさ…

 

ここでも次に乗る目的の新幹線まで時間あんので暇つぶしに撮影。

 

足元の乗車位置案内、いずれ無くなるかもなので撮っとけ

 

構内全体が屋根で覆われている新幹線ホーム。

雪が降るエリアなので必要不可欠。右の階段のとこ、いらすとやっぽいけどそうじゃね?

 

湯沢温泉の最寄りである為、ホームには温泉が設置。足ではなく手をつけて温めましょう。

この天の使いたちは訪れる人間たちを出迎える者の、冬以外はマジで暇そうです。

 

う~ん…国鉄なこのサインシステムよ…

 

ホームを降りて下の改札階へ移動。ホントにいないっすね。

 

案内標には出口と上越線、ほくほく線乗換案内。北陸新幹線の長野~金沢間(2015年)開通までは、ほくほく線を経由する在来線特急「はくたか」と接続していました。

 

それまでは乗換客で賑わってたんだよなぁとしみじみ(´ω` )

 

そして越後湯沢駅の案内板の特徴は、日本語・英語・中国語(主に簡体字)・韓国語の4ヵ国語のみならずタイ語を採用していること。

(中国語の繁体も使ってるよ)

中国語の「ほくほく」表記って「Hokuhoku」なんか…

 

 

 

待合室や化粧室のみならずガーラ湯沢行き発車時刻表も(まぁ日・英のみですが)

 

タイ語が案内に使われている理由として調べたら、日本に住むタイの方がFacebookで湯沢町を紹介する投稿をしており、見たタイ人が「スゲェ!行ってみたい!」となって訪れるのが多いんだとさ。(ソース;Twitterからなので真偽か知らんけど多分そうじゃろ)

 

日・英・中・韓の4ヵ国を用いる事が多い案内サインですが、群馬・大泉や静岡・浜松の場合もブラジルから日本に移住した方も多く、鉄道駅などの案内でポルトガル語を採用する例もあります。

 

その国が母国語である訪日旅行客や移住した方が多い理由で、案内で使われる場合があるんですねぇ。どうせなら東京駅とか全部に採用してくれと毎回思ってます( ˘ω˘ )

 

改札を出ると駅ナカ商業施設「CoCoLo湯沢」があり、お買い物やお食事、日本酒が楽しめる「ぽんしゅ館」や酒風呂などとにかく充実。

 

「むしろ越後湯沢はここだけ観光すりゃ満足じゃん」

みたいなとこがあるのは駅構内しか見てないから。だから駅の外に出ろ。

 

ホントは改札の外に出たかったのですが、購入した新幹線特急券が高崎から長岡のため、乗降自由な週末終末パスを使っても、特急券が通しの限り出られません。諦めましょう。

もしくは分割して買うかにしましょう。

 

ついでに編成のご案内も載せとこ。

 

構内にはひたすらにデカいスキー板が展示。

さすがスキーの町ですね。

 

⛷《ギネスに挑戦したスキー板》

ギネス申請したものの認定を受けなられなったスキー板。実際に履いて滑ったんですね。

 

改札内もそこそこというと何だけど、結構楽しい自分的に。

時間が潰せたしまた来た時CoCoLo湯沢に寄りますかね( ˘ω˘ )

 

越後湯沢からは再び新幹線に乗車しますがちょっと…じゃねぇや、だいぶ変わった新幹線に乗って長岡を目指します。

新幹線後ろ新幹線真ん中新幹線前

 

1回で納めればいいのにブログにとにかく詰め込む癖を何とかしろと思いつつも、んなこたぁ知ったこっちゃねぇな私だから。