📅2025.11/29

土曜日 / Saturday

 

京急電鉄

Keikyu Railway

🚉品川駅

Shinagawa Station / 品川站 / 시나가와역

(KK-01) 京急本線 / Keikyu Main Line

東京・港区 高輪 

| Takanawa, Minato City, Tokyo, Japan 

 

夜に用事があったこの日。乗り換えに少しだけ余裕あったので降り立った京急線品川駅ホームで、線路沿いに植えられているイチョウ並木とともに撮影。

 

品川駅ホームが現在の高架から地上に移設されるので、この景色が次の秋に見られないと思いながら撮っていきます。

 

🚋1500形電車 / EMU Series 1500

 

黄色く彩られたイチョウを背景にゆっくりと入線する品川止まりの1500形。少しずつ置き換えられる中、まだまだ現役の京急で唯一の白い細帯の車体。真っ赤な電車にこういう秋色の風景って似合いますよね。

 

最後の一編成になると絶対に押しかけてくるであろう存在なので、イチョウ並木と一緒に撮れてよかった。

 

🚋1000形電車 / EMU Series 1000

 

マイナーチェンジがありすぎて、どれがどれだかわかんない1000形。また更に側面のデザインが変わった新造車両が出てくるので、まぁ…更にわかんなくなってきちゃった。

 

君が同じ形式で製造している間、友だちの京成は何形式も導入してるんだぞ。

 

🚋千葉ニュータウン鉄道 (北総鉄道) 9800形電車

Chiba NewTown Railway (Hokuso Railway)

EMU Series 9800

 

水色と黄色い帯に施された千葉ニュータウン鉄道9800形。同じく所有されてる9200形と同様に一編成しかいないレア物です。イチョウと電車の黄色い帯が良い感じの統一感あって好き。

 

そういやJR東日本で千葉エリア向けのE233系が出たじゃないですか。帯が上下異なるとはいえ似てるよね(E131系にも言えるけど)。菜の花でおなじみの千葉、やはり黄色を使いがち。エア・ドゥも…あれは北海道とは言え同じ色。

 

乗換え改札を出てJR山手線ホームから眺める京急品川駅。新たに架け替えられる八ツ山の橋梁あったり、なんかだいぶ要塞チックな感じになってきました。ここから見えた羽田空港直結の文字も、かろうじて見えるも…全体は見られません。

 

そういやここに山手線の引き込み線があったんですよね。これが今度、京急線のホームになって、山手線と並ぶ光景が見られるようになるのでしょうか。

 

📅2025.12/07

日曜日 / Sunday

🚉北品川駅

Kita-Shinagawa Station

北品川站 / 키타시나가와역

(KK-02) 京急本線 / Keikyu Main Line

東京・品川区 北品川

❘ Kita-Shinagawa, Shinagawa City, Tokyo

 

一週間経ちまして今度は北品川駅から。

もう12月なんですか…気分的には10月なんですけど、おかしいなぁ(季節感や時の流れが狂ってる)。

 

🚋京成電鉄 3100形電車

Keisei Electric Railway EMU Series 3100

 

ひとまず北品川駅ホームで通過する電車を少しだけ。相変わらずカッコいい顔をしている京成3100形。あまり京成に行く機会は無いというのもあるんですが、割かし京急線内で見る機会が多い電車です。主に品川と羽田空港の間。

 

改札を出てすぐにある地図。この辺りがゴジラ上陸地点なのね。

すごいデフォルメされたゴジラの絵がかわいい。

 

(KK-01 ~ KK-02) 品川~北品川

❘ Shinagawa ~ Kita-Shinagawa

 

再びイチョウを背景に撮りたいと思い、今度は品川の駅ではなく八ツ山鉄橋の近くの踏切から撮影。ここも高架化したり橋梁を付け替えるため、工事関係の物がたくさん置いてあります。

 

線路と付け替えられる高架線の橋梁部分。

 

限界までドアップにして、ゆっくりと品川駅を出た1500形と背景のイチョウ並木を一枚。ただこの辺りのイチョウは完全に黄色になってなかったので、少し来るのは早かったか。

 

それでもいい感じだと思うと自画自賛。常に自画自賛していくよ。

 

🚋北総鉄道 7500形電車

Hokuso Railway EMU Series 7500

 

踏切と鉄橋、そしてビルを背景に品川駅へ向かう北総7500形。この一週間後にダイヤ改正になった京急では、ここへ日中に直通する北総の車両が減ったのだとか。バリエーションが少し減るのはちょい寂しいね。

 

そんでもこれまで京急線内を走る北総線の車両を撮っていたので、いやぁ…記録しておいてよかった。

 

🚋1000形電車1057編成

「京急イエローハッピートレイン」

EMU Series 1000 '1057 Formation'

"KEIKYU YELLOW HAPPY TRAIN"

 

これまた一編成しかいない黄色い京急ことイエローハッピートレイン。ドクターイエローよりは出会える確率は高いですが、会えたらラッキー。

 

そしてイチョウ並木と一緒に黄色い電車をパシャリ。

ただイチョウに日が当たってない部分があるので少し暗めな印象。いつも思う事なんですけど、もっと日が当たってる時間帯に早くいけと思ってます。

 

🚋2100形電車 / EMU Series 2100

 

イチョウ並木をあとにし、品川駅まで移動して今度は再開発中の駅周辺や、高輪ゲートウェイにできたビルを背景にフラッグシップの2100形を一枚。京急線が地上に線路を移設すると撮れなくなるので、これもいつかは貴重な写真になるかなぁ。

 

工事中の風景も、撮れる時に撮っておこうね。品川だけでなく渋谷も。

📅2025.11/24

月曜日 / Monday

 

▼京王帝都の臙脂帯を求めて再びの京王線へ

 

JR東日本 / JR East

🚉[SJK] 新宿駅

Shinjuku Station / 新宿站 / 신주쿠역

(JY-17) 山手線 / Yamanote Line

東京・新宿区 / Shinjuku City, Tokyo, Japan

 

京王線を撮ったあとの18時前。山手線の内回りに環状運転100周年を記念して205系の姿にラッピングされたE235系が来るとの事で、せっかくなので待つことに。

 

ホントは103系復刻の編成もあったんですが、京王線の臙脂帯を撮るため待っていたので間に合わず。

 

そういえば改札構内にランディーズドーナツの店舗がオープンしてたんですよ。最初にオープンした代官山店とは違い、イートインはなくテイクアウト専門なんですが、いやはや都内で少しずつ増えてきましたね。

 

▼代官山にできた時に行った記事。

 

なんかさ…自慢みたいになっちゃうんすけど、これまで書いたnoteの記事で一番注目されてるんですよね。良ければアメブロを読んでる皆さんも併せて…見て(直球)

 

🚃E235系電車0番台 トウ44編成

山手線環状運転100周年記念ラッピングトレイン

EMU Series E235-0 'To-44 Formation'

Yamanote Line 

Loop Operation 100th Anniversary Wrapped Train

(205系復刻 / Series 205 Revival)

 

外回りの電車が出た直後、205系風にラッピングしたE235系が入線。一度だけ湘南新宿ラインの車内から並走する姿を見ましたが、今回初めての記録。

 

こうして並ぶのを見ると、同じ形式ながらも見た目が全然違うのがわかります。スカートも黒からちゃんと銀色に塗られてるこだわりっぷり。

 

山手線環状運転100周年を記念してラッピングされた205系風のトウ44編成。当初は10月から1か月のみの期間限定(ヘッドマークも掲出)でしたが、好評を受けて1月までの運行を決定。これだけしっかりラッピングしてるんだから、1か月だけなんてもったいないですよね…延長してくれてありがたい。

 

ドアは既存でありつつも、側面の横帯をラッピング。前面も緑のグラデーションから銀色の面積を増やし205系みたいな見た目になりました。どことなくわんぱく線感が漂うの…オレも凄いわかる。

 

駅名標と一緒に停まる中央・総武線も絡めて一枚。

窓下にもライトがラッピングですがきちんと再現。無かったら逆に寂しいですよね。

 

この電車はこのあと一周するわけでなく車両基地のある大崎止まり。並行する埼京線で追い抜いて先回りなんてのもよかったけど、そこまで考えてない私なのでした。

 

ちなみに後日、103系風も品川駅で撮れたんですけど夕方の時間というのもあり、架線などが干渉しブレブレな状態に。

 

これは…また撮れればいいや、と言いながらも絶対ラッピングの期間が終わっちゃうんすよねぇ。まぁ見れたらラッキーという事で。

▼以前訪れた臙脂帯の京王7000系

 

📅2025.11/24

月曜日 / Monday

 

10月末に臙脂帯に復刻された京王電鉄の7000系7728編成。今度は京王相模原線でも運用している日に行こうと思い、当日まずは橋本駅へ。

 

京王電鉄

Keio Railway

🚉橋本駅 

Hashimoto Station / 桥本站 / 하시모토역

(KO-45) 相模原線 / Sagamihara Line

神奈川・相模原市 緑区 橋本

❘ Hashimoto, Midori Ward, Sagamihara City, Kanagawa, Japan

 

リニア中央新幹線の停車駅にもなっている橋本駅。着いたのがお昼なので、駅構内にある飲食店で昼食をとってから行動します。駅周辺は絶賛再開発中でしたね。

 

んで行った飲食店での愚痴なんですけど🙄

モバイルオーダーで注文したんですが、オーダーが通ってなかったのか、それとも確認されてなかったのかずっと来なかったんですよね。しばらくして店員さんが来たので注文して料理来たんですけど、これなら口頭で言った方がよかったなぁ…と。

 

他の店員さんに注文通ってるか聞いたら大丈夫だと言ってたのに…う~ん。

というここで言うのもなんですが、そういう愚痴でした。便利なんだけど、モバイルオーダーのデメリットを体験してしまった気がする。

(お店の名前は念のため出しません)

 

少しモヤりつつも昼食のあと、前回使用した京王線と井の頭線乗り放題の一日乗車券を購入し相模原線のホームへ。

 

🚇都営地下鉄 10ー300形電車

Tokyo Toei Subway EMU Series 10-300

 

建設中のリニアの駅、その手前には新たに建設される複合施設などが眺められます。

京王相模原線の橋本駅ホームもリニアの敷設を機にホームを移転するのだとか。

 

🚉南大沢駅

Minami-Osawa Station / 南大泽站 / 미나미오사와역

(KO-43) 相模原線 / Sagamihara Line

東京・八王子市 南大沢

❘ Minami-Osawa, Hachioji City, Tokyo

 

そんな橋本駅から相互乗り入れしている都営新宿線10ー300形に乗って、南大沢駅に下車。ちょうど下り線にも同じ都営地下鉄の車両が並びました。

(E231系ベースのは置換対象になってるのでアレも撮らにゃ)

 

もちろんJRのE233系をベースにしたというのもあるんだけど本当に似てるよね。しかも基盤となった電車が小田急多摩線に来て、場合によっちゃ顔合わせする事もあるし。

 

改札出て駅前の広場へ。商業施設が充実しており、イトーヨーカドーも健在。

祝日というのもあってか、広場にはバザーとかショーをやってる人もいて賑わっていました。

 

撮影場所の駅近くの橋へ。

紅葉が色づきすっかり多摩は秋模様。

 

🚋7000系電車7728編成

EMU Series 7000 '7728 Formation' 

(復刻塗装 / Revival Color)

(KO-42 ~ KO-43) 京王堀之内~南大沢

❘ Keio-Horinouchi ~ Minami-Osawa

 

秋空が映える多摩ニュータウンに、お目当ての臙脂帯の7728編成がやってきました。昼時かつ影が段々と伸びて来たので、なるべく影と干渉しないようにとビビりつつ一枚。もう少し車両アップにしてもよかったなコレ。

 

そして右に寄せてマンションの建物とともに。

木々の陰が線路に被っちゃいましたね…もっと早く行きゃ影気にしなったのにね。

 

信号を渡ってホームから出る様子も。駅の屋根に思いっきり被ってますけど、電車はちゃんと写っています。そしてイトーヨーカドーを大きく添えて。

 

🚉京王多摩川駅

Keio-Tamagawa Station

京王多摩川站 / 케이오타마가와역

(KO-35) 相模原線 / Sagamihara Line

東京・調布市 多摩川

❘ Tamagawa, Chofu City, Tokyo

 

折り返し多摩川を渡る姿を撮るため、次は京王多摩川駅へ。

途中の若葉台駅で遠くから新型の2000系が見えました。本当に京王らしからぬ不思議な電車よね。

 

この京王多摩川駅は最寄りに京王閣競輪場があり、競輪の開催日には臨時改札口が開くのですが、残念ながら開催日ではなく調布寄りの改札口へ遠回り。

(競輪場あるの初めて知った)

 

(KO-35 ~ KO-36) 京王多摩川~京王稲田堤

❘ Keio-tamagawa ~ Keio-Inadadutsumi

 

撮影場所の多摩川橋梁へ急いでいると、橋本でスグ折り返した7728編成が既に通過。あと一歩のとこでしたが間に合わず…あの臨時改札が開いてるか、もしくは自分が新宿寄りの先頭に乗ってたらワンチャン間に合ってたかも。

 

🚋9000系電車 / EMU Series 9000

 

でもせっかく来たので来た電車を撮影。奥の右下には読売ランドのジェットコースターと観覧車が見えます。もっと晴れてたら富士山も見えたんだけど、残念ながらこの日は拝むことできず。

 

完全に側面が影になってるけど、まぁそこまでこだわりなくとりあえず撮れればいいやという感覚。これは9000系のみならず、撮れなかった7000系や他の形式でも撮りたいところ。

 

🚋8000系電車 / EMU Series 8000

(KO-26 ~ KO-27) 中河原~聖蹟桜ヶ丘

 Naka-Gawara ~ Seiseki-Sakuragaoka

 

相模原線の京王多摩川から調布を経由して、今度は京王線側の多摩川橋梁へ。前回は関戸橋の中央や聖蹟桜ヶ丘側からでしたが、今回はキューピーの工場の近く中河原側から撮影します。

 

ヘッドマークがお似合いの8000系、百草園の秋祭りのを付けてました。

 

赤や黄色に彩られた木々の中をゆく京王線。

橋の下の道路には車のみならず、大型のトラックも行き来するので被らないように祈りつつ、お目当ての7728編成を待ちます。

 

手前の木を入れての一枚。これ結構好きかも。

 

なんかこの時間帯8000系が多かったんよね。

 

🚋7000系電車 / EMU Series 7000

 

前期車と後期車がつなげられた7000系

見比べると後期車の方が少しすっきりした印象。

 

再びお目見えの7728編成が通過。ちょうどロゴが架線柱に被ってるので微かにロゴの無い頃や、上りの8000系がすれ違って過渡期の京王帝都みたいな感じに見立ててみたり。いやぁ…撮れてよかったわね。臙脂帯も紅葉の風景によく似合います。

 

もちろん後追いで多摩川を通過する姿を何枚か。

良いですね秋って感じ。

 

京王の文字が目立つ京王電鉄本社ビルや建物群を背景に。これ今度は京王百貨店も一緒に入れたいですね。

 

※人が写ってるとこをAI加工で消してます。

 

関戸橋から多摩川を渡る電車を撮りつつ、聖蹟桜ヶ丘へ一駅さんぽ。

これも結構好き。

 

んで聖蹟桜ヶ丘駅に着き東口改札から入る時なんですけど、なんか若い奴が改札通る時、明らかに子ども料金のきっぷ一枚で入って(改札通すとピヨピヨ鳴る)、もう一人が後ろにピッタシ付くように通過してったのを目撃したんですよね。

 

明らかにとんでもないキセルだし、駅員さんがいない東口なのでそこを狙った常習犯なのかなぁと。そのまま新宿方面のホームに行ってたんすけど、流石に彼らに行ったところで変にトラブルになりかねないので、降りた駅とかで痛い目に合えばいいのになぁと思いました。

 

ああいう行為は味を占めるとロクなことになりかねないので、ダメ絶対。

ケチってズルすると倍払う事になるからね。

 

🚉北野駅 (KO₋33)

Kitano Station / 北野站 / 키타노역

京王線 / Keio Line

高尾線 / Takao Line

東京・八王子市 打越町

❘ Uchikoshi-machi, Hachioji City, Tokyo

 

何かなぁという気持ちになりつつも、八王子方面に乗って北野で下車。上り線ホームで高尾山口から来た7728編成を狙います。

 

架線柱などで被るもポイントを通過する7728編成を記録。

 

ドア閉まる瞬間。

う~ん…この角度だと東武10000系や9000系感にも見えなくもない。

 

でも京王線の電車なんですよ。

ホームドア無いのでこのようなローアングルも撮りやすくてありがたい。

 

去り行く姿も忘れずに。

このあと後続の特急に乗り込み、お目当てを追い抜いたのちに新宿駅へ。

 

🚉新宿駅 (KO-01)

Shinjuku Station / 新宿站 / 신주쿠역

京王線 / Keio Line

京王新線 / Keio New Line

東京・新宿区 / Shunjuku City, Tokyo

 

新宿駅に着いてすぐ、後続のMt.TAKAO号も到着。

この表示を見るの初めて。

 

お目当てはまだ来ないので待機しつつ京王線の電車を記録。

 

多摩川で見た百草園の紅葉まつりのヘッドマークを掲げた8000系。今度はヘッドマークのデザインも一緒に。

 

17時半すぎ、少しして遅れて来た7728編成がゆっくり入線。

この時間になると沿線に帰る人で賑わっています。というか新宿駅は空いてる時間帯はあんま…ない。

 

 

到着してすぐに折り返し京王八王子に向けて出発。

いつも忙しないですねこの駅は。

 

ヘッドマークを掲げた7728編成の記録はこれで最後になりました。

 

改札を出て迷いながらも再開発中の西口のロータリーへ。

そして京王百貨店の建物も忘れずに。

 

そんなこんなで再びの臙脂帯の7000系を求めた一日でしたが、なんというか…最初の段階で少し腑に落ちない気持ちなったまま行動してましたね。

(愚痴も出てしまい申し訳ない)

 

今度はヘッドマークを外した姿…もしくはお正月のヘッドマークを掲げた姿を撮りに行ってみたいかも。気が向けば…というか空気が澄んだ晴れた日に行きたいわね。

📅2025.11/10

月曜日 / Monday

 

前回:新宿から聖蹟桜ヶ丘まで臙脂帯を追い求め

 

令和に復活した臙脂帯の7000系を撮るため京王線に訪れたこの日。

 

このあとは京王八王子駅へと向かいますが、高幡不動駅で動物園線に乗り換え一旦の寄り道。乗り換えた動物園線で運行される7000系車内には、多摩動物公園で展示されているゾウなどの動物が描かれていました。

 

奥には京王電鉄のキャラクターであるけい太くんの仲間たちも描かれています。

 

京王電鉄

Keio Railway

🚉多摩動物公園駅 

Tama-Dobutsu koen Station

多摩动物公园站 / 다마도부쓰코엔역

(京王れーるランド / Keio Rail Land)

(KO-47) 動物園線 / Dobutsuen Line

東京・日野市 程久保

❘ Hodokubo, Hino City, Tokyo, Japan

 

一駅で終点の多摩動物公園駅に到着。乗った7000系は外観にも全体的にラッピング。

 

🚃7000系電車 7801編成 

「キッズパークたまどうトレイン」

EMU Series 7000 '7801 Formation'

"Kids Park Tamado Train"

 

もちろん前面も一枚。これで現役で活躍する7000系の臙脂帯、現行カラー、ラッピングの3種類を一日で記録。桜色の帯も似合うんですよね。

 

京王れーるランドへ少し寄り道 

 

🚋京王れーるランド

Keio Rail Land / 京王铁路乐园 / 케이오 레일랜드

 

そして駅に併設する京王れーるランドへ。以前も訪れた事があり、展示している6000系が現行カラーから臙脂帯に塗り替えた以来の訪問です。

 

目の前には7000系と8000系のカットモデルが並んで展示。7000系は引退し廃車されているのに対し、比較的新しい8000系は何故顔部分だけと思ったんですけど、もともと4両編成だった時の先頭車が、中間化改造される際に取り外したものなんですと。ただガラスが反射しているので、若干撮りづらさはあります。

 

入場券400円を支払い館内へ。

 

🚋2400形 デハ2410号車

EMU Series 2400 'Deha 2410'

 

鉄道模型のジオラマなどが展示している他、屋外にはかつての京王線井の頭線で活躍していた歴代の電車が5両展示。そして奥の6000系が本当に二色帯から京王帝都の臙脂帯に復刻してらっさる…スゲェ…。

 

ただ展示車両の周りにはミニ電車の線路があるので、若干の狭さも感じますがこればかりは贅沢言っちゃいけない。

 

手前の箱型の電車は1941年から1969年まで活躍した2400形。前に掲げてる行先表には高幡不動と多摩動物公園が記載。こういう箱型の電車って好きなのよね。

 

その2400形のドアにはスキマモリが乗車。

 

このスキマモリが乗る2400形はかつての京王電気軌道から、戦時中に合併した東京急行電鉄で2014号に改番し、戦後は京王帝都電鉄になった後、改造や改番を経て車体もアイボリーと臙脂帯をまとった経緯があります。そして側面窓下には京王帝都電鉄の頭文字からとったK.T.R.の文字。

 

K.T.R.=Keio Teito (Electric) Railway

 

そして京王帝都電鉄のロゴマーク。名前の厳つさもだけどロゴマークもなんか秘密結社の感じもしなくもありません。

 

そして2400形の横にある4両の電車たち。

この辺りからおなじみの京王線や井の頭線電車の並びになります。

 

🚋2010系電車 デハ2015号車

EMU Series 2010 'Deha 2015'

 

いわゆる湘南顔と呼ばれている二枚窓が特徴の2010系。国鉄80系から始まり、京王帝都のみならず東急や南海などにもこのデザインが普及しました。当時の標準色だったグリーンをまとっており、8000系の高尾山トレインもこの電車がモデル。

 

東急の青ガエルではございません。グリーン車の愛称も付いてたんですが、四葉のマークのアレとは別です。1959年から京王線で活躍したのち2010系は一部、愛媛県の伊予鉄道に譲渡。その後、千葉県の銚子電鉄に譲渡されて、一編成のみ現役で活躍しています。

 

🚋5000系電車 クハ5723号車

EMU Series 5000 'Kuha 5723'

 

京王といえばのアイボリーに臙脂帯をまとった5000系。1963年、速達種別の特急の導入と同時に、この車両の登場によりグリーンから標準塗装が変わりました。いつ見ても風格あるデザインなんですよ…超かっこいいよね。

 

京王で活躍したのち、富士急行線や伊予鉄道などの地方私鉄でも譲渡され活躍。以前、富士急行線で引退間近だった5000系を撮りに行ったんですよ。走る姿を見たのち、別の場所で展示している姿を見るとなんか不思議な気分。下吉田駅の留置線にまだいるんですけど、いつまで残るのか気になるところ。

 

▼富士山麓で活躍した5000系を撮るため富士急行へ

 

ことでん伊予鉄など、四国では新型の導入で置き換えられるので、また京王に戻して動物園線や競馬場線の支線で走らせるなんて妄想も…2両かつ短距離なのでいけなくもない気がするけど、流石に信号システムとか整備諸々考えると非現実的でしょうか。

 

あと様々な地方私鉄で譲渡した際、それぞれの塗装に変更し走ってるのですが、みんな塗装が似合うのよね。

 

🚋3000系電車 クハ3719号車

EMU Series 3000 'Kuha 3719'

 

京王帝都電鉄の帝都の部分こと、井の頭線で活躍した3000系。1968年から88年まで製造された電車で京王で初めてのステンレスカー。井の頭線と言えばそれぞれの車両に塗られたカラーリングも、この3000系が初めて。京王線系統だと今回メインの7000系がお初。

 

ちなみに井の頭線と京王線は線路幅が異なっているため、現役時代ではこのような横に並ぶ光景なんて見られませんでした。展示されているこのクハ3719はバイオレットをまとい、特徴的なフロントマスクの交換や2枚窓を広げるなどのリニューアルを施した車両。何となく電気機関車みたいな面構え…と思うのはたぶん私だけ。

 

吉祥寺行きと表示された前面の幕を拡大して一枚。

 

ちなみに井の頭線の前身であった帝都電鉄(小田急の子会社)。京王電気軌道と別の私鉄でしたが、戦時中に東急に統合。そして戦後に再分割し京王帝都電鉄になり、1998年に現在の京王電鉄になったのですが…帝都の部分を無くしてしまうのは何とも寂しさというか。

 

そんな渋谷と吉祥寺を結んだ井の頭線3000系。北陸鉄道や上毛電鉄などの地方私鉄で譲渡され、数を減らしつつも現在も活躍しており、窓が大きくなった3000系は伊予鉄道やアルピコ交通(既に引退)に譲渡。

 

▼初期に製造された京王3000系に会いに金沢へ。

 

あと初期に製造された3000系も、北鉄浅野川線の内灘駅へ見に行ったんですよね。後に茨城で1両のみ保存整備しているんですが、あの時見に行ってよかった。

 

展示している5両のうち、3両が地方私鉄で現役で活躍。

すんごいよね…しかも3000系と5000系は京王時代は軌間が異なっていたのに、譲渡先の伊予鉄や岳南電車で同じ線路を共に走るという。

 

🚋6000系電車 デハ6438号車

EMU Series 6000 'Deha 6438'

 

そして京王の二色帯から京王帝都の臙脂帯に塗られた6000系。二色帯から2023年12月にこの姿に復刻されました。7000系とともにこの電車にも会いたかったんですよ。前面の幕には通勤快速と京王八王子行きの文字。

 

京王電鉄では初の4ドアと20mの車両として1972年から登場し、都営地下鉄新宿線に初めて対応した形式。左右の窓の大きさが違うのが特徴です。

 

おなじみ京王カラーも好きだけど、こういう造形の電車は単色帯が物凄く似合います。これぞ由緒正しき京王帝都電鉄。正しい京王帝都でオンオン泣いています。

 

本館のデッキからでも6000系だけこのような構図で記録。

こん時はハシゴに干渉されたけども。

 

あとあとに知ったのですが、ここで保存しているクハ6438は平成元年(1989年)に製造し、2009年に引退。最終増備された5ドアの編成も1991年製造との事なので、今回追いかけている7000系7728編成より新しい車両という事に少し驚き。

 

あ…あなた様は平成生まれだったのですか…。

 

左が京王で、右が帝都です。

オレも覚えたので、皆も覚えましょう。

 

🚌京王バス / Keio Bus

日産ディーゼル / Nissan Diesel 

<RN₋210CSN> D784号車

 

館内には京王バスで活躍した小型バスも展示。自分がイメージする京王バスってこのカラーなんですよね。側面にはIC乗車券の普及のために実施されていたバス特のステッカーが。何回か乗るごとに割引するというサービスだったんですけど、あれよかったんだけどなぁ…。

 

館内の展示車両や展示物をいろいろと見つつ、そろそろ京王れーるランドをあとにします。コンパクトかつサクッと見学できるので、寄り道でもかなり充実した場所でございました。皆も京王帝都の風を浴びよう。

 

🚝多摩都市モノレール 1000系電車

Tokyo Tama intercity Monorail EMU Series 1000 

 

再び京王…の前に並行する多摩モノレールの車両も一枚。ちょうど多摩ニュータウンを舞台にしたジブリ映画平成狸合戦ぽんぽこのラッピング車両が多摩動物公園駅に入線。

 

多摩や立川エリアってアニメの舞台になっている作品多いので、とあるシリーズとか今後ラッピングされたりして…と思ってたらすでにラッピングした事あったんですね。

 

再び、臙脂色の帯を求めて 

 

🚉高幡不動駅 (KO-29)

Takahata-Fudo Station

高幡不动站 / 타카하타후도역

京王線 / Keio Line

動物園線 / Dobutsuen Line

東京・日野市 高幡 / Takahata, Hino City, Tokyo

 

動物園線で高幡不動に戻って再び京王線へ。今回乗った7000系のラッピングもですけど、この後期車の臙脂帯も動物園線で走るなんてのあったらいいなぁ。

だいぶ鉄道マニア向けになってしまうでしょうけど。

 

🚉京王八王子駅

Keio-Hachioji Station

京王八王子站 / 케이오 하치오지역

(KO-34) 京王線 / Keio Line

東京・八王子市 明神町

❘ Myojin-cho, Hachioji City, Tokyo

 

各駅停車でのんびりと京王八王子駅に到着。1面2線の地下ホームかつJR八王子駅から離れているこの場所。比較すると京王線新宿駅みたいな感じの2面3線ホームを昔は勝手に想像してたので、イメージより寂しさを感じる気もしなくもありません。

 

🚌西東京バス / Nishi-Tokyo Bus

 

追い求めている臙脂帯7000系7728編成は、このあと来るので一旦改札を出て駅前から出るバスを一枚。西東京バスの塗装は同じグループである京王帝都バス時代のデザインを受けでいるとの事。このレトロチックなカラーリング好きなのよね。

 

🚋7000系電車7728編成

EMU Series 7000 '7728 Formation' 

(復刻塗装 / Revival Color)

 

再びホームに戻ってお目当ての7728編成が地下ホームにゆっくり入線。ホームドアが無いので、昔ながらの地下駅の雰囲気が撮れます。発車標のLEDはご愛敬。

 

行き止まり部分からも撮影。

車体とホーム壁面の臙脂帯が統一感あって好き。

 

折り返し各駅停車の新宿行きとして運用。

発車まで時間あるので諸々スナップしていきます。

 

側面のプレートのK.T.R

北近畿タンゴ鉄道(現:京都タンゴ鉄道)の略称ではございません。

京王帝都電鉄の略称です。

 

前回の記事と合わせてこれでもかってくらい言ってるよね京王帝都。

響きがいいから何度でも言っちゃう。

 

あと旧書体の車両番号も忘れず記録。

 

帯のみならず、実際に使われた旧書体の車両番号やK.T.R.までも再現するという、ここまでやんのかというこだわりっぷり…京王の中の人は相当なオタク…。

 

縦書きの駅名標ともスナップ。もちろん臙脂帯がたくさんが沢山走っていた時期にはナンバリングはありませんが、これはこれで昔の駅の雰囲気出てる。

 

🚉北野駅 (KO₋33)

Kitano Station / 北野站 / 키타노역

京王線 / Keio Line

高尾線 / Takao Line

東京・八王子市 打越町

❘ Uchikoshi-machi, Hachioji City, Tokyo

 

7728編成に乗って一駅隣の北野で下車。

特急で追い抜いて沿線で撮影します。

 

少しずつ日が傾いてきた時間帯。

銀色のコルゲートと臙脂帯が日にあたってよりカッコよく見えます。

 

 

先に新宿駅に向けて出発した7728編成を見送りつつ、走り去る姿を記録。

丘陵地帯に築かれた住宅街と私鉄電車の風景、良いよなぁ。

 

このあとは後続の特急に乗って笹塚駅、そして京王新線に乗り換え幡ヶ谷駅に下車。

 

(KO-03 ~ KO-04)  幡ヶ谷~笹塚

Hatagaya ~ Sasazuka

 

幡ヶ谷駅付近にある歩道橋から望む笹塚の街。背景に照らされて見える富士山とともに、先ほど追い抜いた7728編成と後期車の7000系を一枚。ただこの時間だと背景かメインかをどっちにピント合わせんのかムズイですよね。結果的にどっちつかずな感じの一枚になったけど、撮れたのでヨシとします。

 

以前から気になってたこの場所。まさかここから京王線と富士山が撮れるなんて思いませんでした。

 

ちょうど単線となっている区間から、あんま上手くない流し撮り。

東京の都会のど真ん中で単線というのも、なんか不思議な感じ。

 

笹塚~新宿の間は実質複々線となっているこの区間。地下に潜る新線と交差する関係上、京王線の上り線が遅れて地下に潜る構造なんですと。

 

🚉笹塚駅 (KO-04)

Sasazuka Station / 笹塚站 / 사사즈카역

京王線 / Keio Line

京王新線 / Keio New Line

東京・渋谷区 笹塚 / Sasazuka, Shibuya City, Tokyo

 

少し急いで笹塚駅に行き、新宿で折り返した7728編成を最後に撮ります。

ラッシュ時かつ折り返しも早いので…イチかバチかだったんですけど、間に合ってよかった。

 

富士山を背景に、笹塚を発車した7728編成は高尾山口へ向けて出発。富士山とのショットは明るい時間に撮ってみたいところ。

 

これにて臙脂帯に復刻した7728編成の記録はおしまい。地味に京王の電車を半日撮りまくるというのも初めてでしたね。

 

🚋5000系電車 「京王ライナー」

EMU Series 5000 "KEIO LINER"

🚉新宿駅 (KO-01)

Shinjuku Station / 新宿站 / 신주쿠역

京王線 / Keio Line

京王新線 / Keio New Line

東京・新宿区 / Shunjuku City, Tokyo

 

最初に訪れた新宿駅にまた戻り、ラッシュ時の京王線の風景を撮影。

 

すでに京王ライナーが運転する時間帯に。日中は座席がロングシートになっている5000系も、京王ライナーの運用時になるとクロスシートになって本領発揮です。

 

🚋7000系電車 / EMU Series 7000

 

そして最後に現行カラーをまとう7000系前期車を撮って、京王線の撮影はこれでおしまい。臙脂帯をまとった7728編成を見た事で、京王7000系がより魅力に感じる一日になりました。

 

京王れーるランドにも行けて、より京王帝都の風を浴びれて満足。

📅2025.11/10

月曜日 / Monday

 

2025年10月28日から運行を始めた京王7000系臙脂(えんじ)帯復刻塗装。東急など復刻塗装が運転するようになった中、京王でも7000系が臙脂帯に復刻しないかなと淡い期待をしていまたが、この秋ついに復刻。

 

令和に蘇った京王帝都電鉄の臙脂帯。運行開始して少し経ったこの日、その臙脂帯を撮りにいくべく京王線に赴いておりました。

 

京王電鉄

Keio Railway

🚉新宿駅 (KO-01)

Shinjuku Station / 新宿站 / 신주쿠역

京王線 / Keio Line

京王新線 / Keio New Line

東京・新宿区 

❘ Shninjuku City, Tokyo, Japan

 

新宿駅に着き、京王線と井の頭線乗り放題の一日乗車券を購入しホームへ。一日乗り放題でぴったし1,000円です。

 

京王線はあまり縁が無いのですが、10月にシアタス調布で2週間限定公開された「新幹線大爆破(2025年)」を観に利用した以来ですね。面白かったのでまた期間限定、そして全国の映画館でやって欲しい願望。

 

🚋7000系電車 / EMU Series 7000

 

この日の臙脂帯をまとった7000系7728編成は、日中は主に各駅停車として京王線内を運行。来るまで少し余裕あったので、久しい京王線の電車を記録します。

 

3番線に停車しているのはフルカラーLEDに更新された7000系。京王レッドと京王ブルーの二色に施したおなじみの帯。京王ではあまり注目していなかった形式だったのですが、これまでのステンレスにコルゲートの電車を見ていたからなのか、この7000系も魅力に感じるように。

 

この二色の帯をまとう姿も、改めて見るとかっこいいんですよね。

 

🚋7000系電車7728編成

EMU Series 7000 '7728 Formation' 

(復刻塗装 / Revival Color)

 

そして主に各駅停車や京王ライナーが発着する1番線には、お目当ての臙脂帯に復刻した7728編成が1番線にゆっくりと入線。すごい…本当にあの京王帝都電鉄の臙脂帯だ…。電車はこのあとすぐ折り返し各駅停車の高尾山口行きとして運転されるため、前面の行先方向幕も到着前にすでに変更。

 

知らない人からするとこの画角だと線路入ってんじゃねぇかと思われそうだけど、京王線や小田急線の新宿駅はこういう頭端式ホームなので、その行き止まり付近から撮ってるから大丈夫だよ。

 

んでもこれ見てる方々は大体知ってるだろうから、うん。

 

復刻塗装の運行を記念して、7728の数字と車両がデザインされたヘッドマークも記録。英文にもRevival Colorと併記しております。京王でおなじみホームベース形のヘッドマーク、真正面で記録するのは何気に初めて。

 

※このヘッドマークはすでに外されています。

 

僅かな停車時間で側面窓上のK.T.R.(京王帝都電鉄の頭文字)や旧書体の車両番号のプレートを撮りつつ、高尾山口に向けて走る7728編成を記録。

 

ちなみに7000系は登場当初の臙脂帯より、現行の京王レッドとブルーの二色帯をまとっている期間が長いとの事。というかこの臙脂帯は2002年まで使われていた事にも少し驚きです。

 

後続の特急高尾山口行きに乗って追い抜き、多摩川橋梁を通過する7728編成を撮るため、まずは中河原駅へと向かいます。

 

🚉府中駅

Fuchu Station / 府中站 / 후추역

(KO-24) 京王線 / Keio Line

東京・府中市 宮町 / Miyamachi, Fuchu City, Tokyo

 

途中の府中までは京王でかっこいい電車こと二代目の5000系に乗車。クロスシートにもロングシートにもなる座席に初めて座ったのですが、ロングシートだと若干落ち着かない感じでしたね。これはクロスシートで乗ってみたいかも。

 

🚉中河原駅

Naka-Gawara Station / 中河原站 / 나카가와라역

(KO-26) 京王線 / Keio Line

東京・府中市 住吉町 

❘ Sumiyoshi-cho, Fuchu City, Tokyo

 

府中で各駅停車に乗り換えて一駅の中河原で下車。少しホームでスナップしたのち、特急で追い抜いた7728編成を撮るために多摩川へ向かいます。

 

(KO-26 ~ KO-27) 中河原~聖蹟桜ヶ丘

 Naka-Gawara ~ Seiseki-Sakuragaoka

 

鎌倉街道を辿り、多摩川に架かる関戸橋から京王線を撮っていきます。初めて来ましたが奥に架かる斜張橋は府中四谷橋などといい、ロケーションがいいですね。

 

これぞ郊外の河川の光景。

 

聖蹟桜ヶ丘側には高層マンションや住宅街の他、駅前の京王百貨店などの京王の文字。マンションが物凄い目立つので、時間によっては陰になってしまうのが難点。

 

でも郊外を走る電車の風景の絵を感じて結構好き。

 

🚋9000系電車 / EMU Series 9000

 

中河原側にはキューピーマヨネーズの府中工場の建物。関戸橋や聖蹟桜ヶ丘側から京王線の電車と一緒に撮れます。しかし雲行きが怪しい…。

 

橋を渡り切ろうとしている間に、先ほど追い抜いた臙脂帯7728編成が多摩川橋梁を通過。少し慌てるも多摩川を渡る姿を撮影します。

 

臙脂帯と背景の紅葉がかなり似合って良き。

 

側面にも施された臙脂帯。復刻する際にドアにも貼られていた二色帯が剥がされた跡が目立っていると言われてますが、日の当たり方や角度によってはそんなに目立たない気がします。あと真正面とか前面からの斜めのアングルとか。

 

そういや東武10000系に似てると言われてますよね。銀色のコルゲートの車体に臙脂帯という共通点があるものの、顔や車体の構造は違うんですけど、確かに戸袋無かったらそれっぽく見えるかも。

 

あと登場当初は前面が現在のアイボリーではなく、全体が銀色だったのでなおさらそれっぽく見えたり見えなかったり。かつてはあまり注目してなかった電車でしたけど、意外とバリエーションあるんだとちょいビックリ。

 

住宅を背景に橋梁を渡る電車のシーンは、何となくドラマに差し込まれる感じみたいなカットを意識してみたり。

 

背景のマンションをバックに聖蹟桜ヶ丘へ向かう7728編成。登場当初の臙脂帯を巻いていたころはもちろん高層マンションはありませんでした。もし臙脂帯が走っていたらという世界線を感じてて良いですね。

 

※一部は斜めになっていたので角度を修正して編集。

 

7728編成を撮ったあとはスグに聖蹟桜ヶ丘駅へ向かう…その前にもうしばらく多摩川を渡る京王線の電車を撮っていきます。

 

通過したのは7000系の増備された後期車。無骨さ感じるコルゲートをまとった7728編成のような前期車とは違い、こちらはJRの205系や東急9000系と同じようなビードプレスの少しすっきりした車体。このマイナーチェンジした車両も出たころは臙脂帯をまとっており、前面の窓上にも臙脂色の眉を施していたとの事。

 

185系「踊り子」の緑ストライプが全部復活だとやりすぎ感あるけど、後期車にももう一編成だけ臙脂帯をまとっても良いんだよ(小声)。

 

京王では唯一見られる9000系(8両)7000系(2両)による異形式での併結。

この電車では8両+2両の10両編成ですが、7000系4両同士の8両編成でも見られます。併結はいつ見てもロマンにあふれるもの。

 

ただ2021年10月31日に発生した京王線刺傷事件」以降、避難通路の確保などのためこういった併結し非貫通となっている編成を無くすとの事。事件が起きた車内はこういう併結した車両ではありませんでしたが、でも編成を組み替えられるメリットはあるけど、いざこういう事件が発生するとどうしても…なんですかねぇ。

 

そもそもそんな恐ろしい事件を引き起こすなという話しなんですけど、事件の有無に限らず10両固定の5000系や2000系の導入を見るに、いずれ全て編成を固定化する未来になっていたのでしょうか。消えゆくこの京王線の併結編成、撮れる時に撮っておきましょうね。

 

いやはや何とも物騒な世の中で…世知辛いというか…。

 

🚋8000系電車 / EMU Series 8000

 

現在の京王カラーの帯が施されるきっかけにもなった8000系。この特徴的なスピード感ある前面はいつ見ても特急などの速い種別が似合う電車です。なんか各駅停車って感じの顔じゃないんすよね。

 

反対に今回メインである7000系は各駅停車という顔。

 

この8000系も元は同じ形式で6両と4両を連結し、10両編成で運転した時期がありましたが、現在は8両と10両の編成に固定化。元々先頭だった車両を中間化するなどの改造が行われました(これは先ほど述べた事件以前に行われたもの)。

 

羽田の海から示す多摩川のキロポストと一緒に。

そして雲行きがすごい…。

 

運用情報のサイトを見ると、緑色にラッピングした8000系の高尾山トレインがもうすぐ来るので、それを撮ってから駅へ向かうことに。

 

🚋8000系電車 8713編成 「高尾山トレイン」

EMU Series 8000 '8173 Formation'

"Mt. Takao Train"

 

案の定、雨が降ってきましたが頑張って高尾山トレインを記録。ラッピングを施してから10年も経つんですね。東急の青ガエルラッピングみたいに、期間限定かと思いきやずっと走ってる感じ。

 

ラッピングはかつて京王で運行していた2000系をイメージしたグリーンの車体で、側面には春夏秋冬をイメージした高尾山が描かれています。なのでこちらも復刻ですね。2000系のグリーンいけるなら、今回復刻した7000系と同じく、初代5000系をイメージした臙脂帯を復刻しても良いんだよ…。似合うよきっと。

 

🥟餃子の満洲 / Gyoza no Manshu

 

大粒の雨に打たれつつも、聖蹟桜ヶ丘駅に到着。ちょうどお昼過ぎなので、駅近くにある餃子の満洲焼餃子とライスをいただきます。以前は八王子の店舗でも食べに行ったんですけど美味しいのよね。

 

多摩とか埼玉で見かけた際には食べに行きたい場所。

 

🚉聖蹟桜ヶ丘駅 

Seiseki-Sakuragaoka Station

圣迹樱丘站 / 세이세키사쿠라가오카역

(KO-27) 京王線 / Keio Line

東京・多摩市 関戸 / Sekido, Tama City, Tokyo

 

ジブリ映画耳をすませばの舞台にもなっている聖蹟桜ヶ丘(いつ見てもすごい名前)。京王百貨店や京王ストアの他、京王電鉄の本社もあります。本社は新宿だと勝手に思ってたけどここなのね。

 

🚌京王バス / Keio Bus

 

駅前を行き交う京王バス紺色の塗装のイメージが強かったんですけど、京王線の電車と同じ、アイボリーに京王レッドとブルーの塗装をまとっているのも走っているんですね。ちゃんと撮ったの初めて。

 

そういや過去に丸ノ内線にある中野富士見町駅付近で、京王帝都の塗装をしたバスを撮ったことあるんですよ。新宿や中野エリアだけでなく、多摩や府中などのエリアにもそれぞれ復刻塗装バスが走っているとの事なので、沿線を辿る時に見かけられたらいいな。

 

再び臙脂帯の7728編成を撮るため京王線へ。今回は磁気の一日乗車券を使ってたんですけど、改札に入る時に間違ってSuicaをタッチしてしまう失態をしたバカがここにいます。改札横のインターホンで係員さんに入場記録を取り消していただきました。

 

ICカードを日常的に使うと、きっぷの存在を忘れてしまうあるある。

 

改札に一日乗車券を通して改めてホームへ。7728編成が来る間ホームで駅名標と絡めてスナップ。この8000系との一枚、雰囲気あって好き。

 

ちなみにこの駅では耳をすませばの劇中でも流れたカントリーロードの接近メロディーが流れます。

 

多摩の山と住宅街をバックにやって来た7728編成

今回で会うのが3度目です。

 

停車中に一枚。近くで見ると京王カラーの帯の剥離跡が目立つなぁ。

 

7728編成が新宿に向けて出発してすぐ、下りホームには現行カラーの7000系(後期車)が入線。それぞれの帯をまとった7000系の並びが撮れました。

 

こうして見ると同じ形式でも帯の色が違うと印象が違いますね。臙脂帯が落ち着いた雰囲気に見えます。あとよく見ると前期車と後期車でアイボリーが施してる部分や、行先表示機の黒淵部分が若干異なるのに気づきました。

 

もちろん後期車の7000系と縦書きの駅名標と一緒にスナップ。

KEIO のロゴがイカす。

 

同じく多摩川で渡る姿を見た高尾山トレインと、通常カラーの8000系同士の並びも記録。こちらも塗装で印象が変わります。しかし高尾山トレインの貫通扉と車体の色が若干違うのよ。どっちが色褪せてるのかわかんない…。

 

撮影したこの8000系に乗車して、高幡不動へと向かいます。

 

🚉高幡不動駅 (KO-29)

Takahata-Fudo Station

高幡不动站 / 타카하타후도역

京王線 / Keio Line

動物園線 / Dobutsu-en Line

東京・日野市 高幡 / Takahata, Hino City, Tokyo

 

高幡不動で下車。乗車した電車の2本後、ゾロ目の7777(京王八王子方先頭)を組成した7728編成が来るので一枚。ゾロ目の編成が来ると、だいたい良いことがあったりなかったり。

 

ラッキーセブンを撮れたところで動物園線に乗り換え。この後は多摩動物公園駅にある京王れーるランドへ寄り道していきます。

 

次回:歴代の京王の車両へ会いに行ったのち、再びの臙脂帯