2014別府大分毎日マラソン完走記その7 | 岩手のランナーけいのブログ(学校・化学物質過敏症の闘いなど)

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化学物質過敏症・学校トラブル・ランニングの話題を中心に、けいがストレス発散のために自己主張をしている気ままなブログです。

●35キロ~40キロ


ここからは最終関門の40キロ3時間20分が頭に入ってくる。


歩けなくなるまで進もう。


大会予定が今後はしばらくないので無理をすることにする。


それでも歩かない。


かろうじてキロ7分まではいっていない。


途中また知人と母の姿が・・・


申し訳なかったが、足を引きずりながら前を通過した。


38キロを過ぎて、ついに立ち止まってしまった。


あまりにも痛みが激しい。


少しストレッチをし、痛みを堪えて前へ進む。


1キロが8分以上になってきた。


でも進もう。


県庁前の40キロが見えてきた。


40キロを3時間12分57秒で通過。


この5キロは36分34秒


とにかく痛い。


●40キロ~ゴール


この大会は過去2年に3時間30分以内の記録を持っている人が出場できる。


来年の大会に出場できるが、大田原で棄権しているので再来年の出場記録を持っていない。


時計をみると3時間半は切れそうだ。


ここから、足を引きずりながらもペースを上げる。


しかし、41キロで時計をみるとあと9分しかない。


橋を渡って下りに入る。


うわー右太ももが攣る・・・


もう3時間半切りは諦めた。


歩くしか出来ないのだから。


しかし、平坦になったところで太ももが落ち着いた。


もう一度足を引きずりながら走り出した。


競技場のゲートが見えた。


3時間28分だ。


もしかしたら・・・


競技場を必死で進む。


もう時計を見ることも出来ない。


とにかく痛い。


こんなに痛い状態で棄権しなかったのは初めてだ。


バックストレートに入った。


残り50mぐらいで3時間29分30秒が見えた。


必死に足を動かす。


カウントダウンが聞こえてきた。


多くの人が3時間30分以内と言うことを知っているからだろう。


必死にもがく。


やっとゴール。


3時間29分48秒


再来年の出場資格が取れた。




つづく