会社を潰す社長の特徴と絶対に倒産させない方法5選 | 経理のイロハ

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脱・税理士スガワラくんのYouTubeの内容を動画では検索ができないので、自分の備忘録記録用に文字起こしをしています。菅原先生には了承を得ています。

脱・税理士スガワラくん

2023/02/16YouTubeより

【当てはまると危険】会社を潰す社長の特徴と絶対に倒産させない方法5選【財務のプロが解説】 (youtube.com)

 
 

 

 

会社を倒産させないための資金繰り5選

 

①銀行との取引

②手形を使わない

③固定資産を持たない

④金融資産の運用

⑤事業とプライベートをわける

 
 
 

 

すぐに倒産しない会社にするにはどうしたらいいか?

 

ケチになること

 

寛大な人ほど倒産リスク高い

 

ずっと続いてる企業ほどケチ

 

世の中受け入れられる仕組みを作ったとしても

売上はコントロールできない

 

倒産しない会社を作るには、コントロールできる

経費をコントロールする

 

経費は少なくケチにやったぐらいがちょうどいい

 

社員のためにおしゃれなオフィスにしようとかは

儲かってからやればいい

 

最初は中古の机買ったり、雑居ビルとかでスタートする

 

パソコンやサーバー、件費など想像以上にお金はかかる

 

オフィス借りるにも敷金何ヶ月分とか結構高くなる

 

 

ビジネスを立ち上げるとき、最初お金ないので、

エンジェル投資家の人が出資してきたりするけど、

これは罠だから乗っ取られる危険性がある

 

100万円貯金して会社作りました

でも100万円で事業発展させるのはちょっと苦しい

 

銀行からお金を借りようとしても銀行もそう簡単に

お金を貸してくれない

 

その時に200万円出してあげるから出資させてくれないと

近寄ってくる人がいる

 

100万自分で出資して、その出資者200万円出資してくれたら

もうその会社はその出資者のもので、

自分は雇われ社長になってしまう

 

ビジネスモデルがうまくいって利益が出たら

どんどんその人に配当払わなきゃいけないので

何のために起業したんだっていう話になる

 

会社を倒産させないための資金繰り5選

 

銀行との取引

 

銀行からの融資は借りれる時に借りれるだけ借りておく

 

無借金経ほど倒産リスクが高い

 

倒産の理由は一つ

資金が回らなくなったら倒産

 

 

借金が多くても手元の資金があれば倒産しない

むしろ利益がいっぱい出てても資金がなくなったら倒産

 

 

利益がたくさん出たら資金がいっぱい増えると思うけど、

利益とお金は全然別物

 

まずは手元の資金を厚くするために

銀行からできるだけ借りる

 

借金を悪だと思ってる方多いけど、借金は良いとか悪いとかじゃなくて、借金は活用するもの

 

利益が出てるからいい、売上しか見てない人がいるけど、

売上は水物

 

一時期よくなっても数ヶ月後には全然っていうことはよくある

 

売上は読めない

 

売上を上げることばかりにフォーカスしてる人は

資金繰りが苦しくなる

 

それよりも自分のコントロールできる経費を

できるだけ最小に抑えて、そのうえで売上を上げることを考える

 

手形を使わない

 

支払い手形という便利なものがある

 

500万の支払いを普通なら月末までに振込んでくださいという

請求書が来る、

 

取引額が大きくなると月末までに支払うのが大変なんで

3ヶ月後に支払いますという手形を書いて渡す

 

もらった側は3ヶ月後にその手形を銀行に持っていったら

500万に換金してくれる

 

その時に預金残高が500万あれば払えるが

預金残高が400万しかなかったら、

その手形を銀行に持ってってもお金もらえない

 

これを不渡りという

 

不渡りが2回あると、銀行取引は強制的に停止される

 

銀行使えない=倒産

 

倒産する会社はこのパターンが非常に多い

 

後で払いたい時は、取引先と交渉して支払いを

2ヶ月後の請求でいいですかみたいな交渉をすることが大切

 

手形期日が延長できない

 

③固定資産を持たない

 

自分の会社、社屋事務所を建てるのがステータスと思ってる人

が多いけど、これが一番資金繰りを悪化させる

 

土地を買っても1円の経費にもならない

払ってお金だけ出てって終わり

固定資産税かかるので逆にマイナス

 

建物は減価償却で少しずつ経費になるが、全然節税にならない

 

銀行融資を受けたからには、毎月返済していかないといけない

この返済の方が減価償却で費用になるより早い

 

土地は全く経費にならないのでキャッシュが出てくだけ

 

業績が悪くなっても、1回建ててしまった建物は

そう簡単に引っ越しもできない

こだわった建物だと売れない

 

身動きが取れない、銀行の返済は待ってくれない=倒産

 

だから賃貸だったら資金繰りが厳しくなったら

安いところに引っ越せる

 

自分の事業の状態に合わせて場所と家賃を変えれるのが

賃貸のメリット

 

バーチャルオフィスは、オフィスの実態がなく

登記してるだけなので、銀行が融資してくれないこともあるので

そこは事前に調べてからバーチャルオフィスは

検討した方がいい

 

 

④金融資産の運用

 

お金に余裕がでてきたら、金融資産で運用して

毎年の利回りで一定収入を得る

 

本業が傾いても金融資産で運用しているので

ある程度の一定額は入ってくる

 

最低限の収入は確保できるような状況を作っておく

 

究極はそこを目指してほしい

本業が傾いても一定額が入ってきて、

別の新規事業を立ち上げて復活させるということができるので

 

いつのタイミングでやったらいいのか?

 

考え方としては、

毎月かかる固定費がある

 

固定費=原価以外の費用

 

人件費、家賃、水道光熱費、消耗品などの諸々

 

毎月の固定費はだいたい一定額

これの6ヶ月分をまずキャッシュで貯める

 

固定費の6ヶ月分以上のキャッシュが増えたら

その部分を金融資産の運用にあてる

 

 

仮に固定費が100万円だとしたら600万円ぐらいを

まず確保して、600万円を超えてきたらその超えた部分で

資産運用をする

 

投資信託で運用するのはあり

 

でも、銀行が進める投資信託はなし

 

銀行は収益になるので手数料が高い投資信託を売りたい

それは=投資する側からしたら利回りが少なくなる

 

手数料の安い、銀行が勧めるもの以外のもので運用

 

 

⑤事業とプライベートをわける

 

会社を立ち上げて間もない人や、

中小企業の会社のお金と社長のお金、財布をわけてなくて

ごっちゃになってる人が多い

 

社長がちょっとお金が必要な時は普通に会社の預金から

引き出して自分のプライベートで使うことがある

 

本当は、役員報酬でもらったお金、毎月一定額をもらったお金で自分のプライベートのお金を使うべきなのに、

役員報酬を適当な管理にして社長が使いたい時に

その都度会社から引き出すパターンが多い

 

これをしていると、社長に対する貸付金みたいな処理になる

 

会社が社長にお金を貸してる状態

 

社長は気づかないで、自分の給料という感じで引き出している

 

飲みに行ってる社長ほど引き出しするのが多い

自分の給料以上に引き出してると社長への貸付金になって

 

会社の決算書に 役員貸付金 と表示される

 

「役員貸付金」という項目が決算書に出ると

銀行が融資してくれなくなる

 

銀行が融資してくれなくなったら、資金繰りが急に圧迫する

 

なぜ、銀行が融資してくれないか?

 

銀行は自分が融資したお金で事業を発展させてほしいという

思いで融資してるのに、融資したお金が社長のプライベートに

回ってるとみる。

そんな会社にはもう融資したくないとなる

 

社長への貸し付けがある会社は

銀行融資がストップする可能性がある

 

理想は、役員報酬を多めで取って、1回決めたら

1年間通してその額になるが、でも業績悪くなったら

下げることはできる

 

でも業績良くなってもことがあげることはできないので

少し高めに設定しておくのがポイント

 

高めに設定をしておいて、少し貯金ができるぐらいもらう

それをちゃんと貯金しておく

もし、会社の資金繰りが悪くなってきたらその貯金した額を

会社に貸して会社の資金繰りを回す

 

社長から会社に対する貸付は、銀行も高く評価してくれる

 

ビジネスの一番のポイントは

自分のサービス、商品が世の中に受け入れられるビジネス

ということが一番大切

 

それをした上でこの5選を守っていただきたい

 

そもそもビジネスが成り立ってないのに、

この5選だけあってもなかなか会社は持たないので