実は落とせる経費7選 | 経理のイロハ

経理のイロハ

脱・税理士スガワラくんのYouTubeの内容を動画では検索ができないので、自分の備忘録記録用に文字起こしをしています。菅原先生には了承を得ています。

脱・税理士スガワラくん

2023/02/13YouTubeより

 

意外知られてない実は落とせる経費7選を徹底解説!

 

 

否認される経費、否認されない経費厳選7選

 

 

スーツは経費で落とせるのか

 

基本は落とせない

 

会社の所有物であれば、経費で落とすことができる

 

僕が税理士になってまだ間もない頃、結構大きな

税務調査があった

 

その時の会社さんがスーツを経費で落としてたら

調査官がスーツは経費で落とせない、

なぜならプライベートでも使えるからと

わざわざ本まで持ってきて、ここに書いてあるので落とせない

 

でもその時に調査官が言ったことがある

 

胸に刺繍とかがあれば別です、よく作業着なんかで

製造業とか建築業とか作業着によく刺繍入れてるじゃないですかスーツも同じように刺繡があったら考えなくもない

 

テレビを見てたら記者会見でどっかの会社の社長が

会社名を入れたスーツを着てるのを見て、

会社名を入れてたら作業着と一緒です

 

調査官が言っていたように、刺繡を入れたら会社のものだから、

会社でスーツを経費に落としたいなら刺繡を入れたらOK

 

高級車は経費で落とせるか

 

事業で使ってれば大丈夫

 

高級車フェラーリや2ドアの車は、調査官はダメと言う

 

2ドアがダメなら軽トラックもダメなのかみたいな話で

 

2ドアhw否認の根拠にならないのでは無視

 

高級車は金額が高すぎると言うすけど、

金額が高いならいくらまでならいいと基準はない

 

金額の高いとかは全然否認根拠にならない

事業で使ってれば大丈夫

 

高級車を経費で落としたくて、税務署にも否認されたくない

という方は、プライベート用の車はちゃんと確保しとく

それは安い車でもいい

そしたら事業用で認められます

 

会社で草野球などのチームを作って、そのユニフォーム代は

経費になるのか

 

チーム名を会社名にすれば、備品は福利厚生費や

宣伝広告費で落とすことができる

 

個人事業主でも屋号をチームにすれば、経費で落とせる

 

交通系のカードは経費で落とせるのか

 

ICカードはチャージしただけでは経費に落とせない

実際使って経費になる

 

SuicaとかPASMOとか、チャージすると領収書が出る

 

例えば1万円チャージしたら1万円分の領収書が出てきて

それを経費で上げてる人が多いけど、これはダメ

 

これはお金を預けてただけ、言ってしまえば

ATMでお金を入れただけ

 

Suicaで電車に乗ったとか、タクシーに乗った

その時に出てくるレシートで初めて使ったことになる

 

チャージした時に領収書がわざわざ出てくるので

領収書っていかにも経費で落とせると勘違いしちゃう

 

それで経費で落としてる会社や個人事業主はめちゃくちゃ多い

厳密に言うとほとんどの人は脱税

 

でも、調査官もそこを言ってたらキリがないので

ある程度は見て見ぬふりをしてるんじゃないかなと

 

これちゃんと指摘したら完全にアウトです

 

交通系のICカードってだいたい旅費交通費で経費としてる人

多いんですけど、実際あのカードで何でも買えるじゃないですか

 

コンビニでも使えるし、いろんなところで使える

例えば1万円チャージして交通費として経費あげてました

でも実際はコンビニでお菓子や備品、化粧品を

買ったりしてる人がいる、これは完全に脱税

これ実際知らない人が多い

 

チャージが経費になっていると思い込んでる人多いけど

本当はダメ

 

キャバクラ代は接待交際になるのか

 

お客様をちゃんと接待していたら接待交際費で落とせる

 

あくまでも接待交際費というのは

仕事に関係のある人に対して接待などを行った時の費用

 

キャバクラは接待になるのかどうかがポイントで

女の子を指名する、指名したことで一対一で話してて

一緒に来たお客さんとはなんかもう別の世界みたいに

なってるともう接待じゃない、それぞれが楽しんでるみたいな

これだと接待交際費の定義から言うと経費で落とせない

 

例えばボックス席でみんなでワイワイ楽しんで

お客さんを接待してるならないいけど

それぞれ個別で女の子と普通に話してるだけだと

これは接待にならない

 

その線引きは難しい

 

実際、調査官がキャバクラ行って、あの人はこの日どんなことをやってたのかみたいなことを確認しに行ってる人がいる

 

そこのキャバクラの店長さんかなんかが覚えてるかどうか

わかんないですけど、なんか普通に女の子を指名して

楽しんでましたよ、ぐらいのことを言うと接待交際費はダメ

 

ボックス席で一緒に来られた人と楽しんでましたよなら

接待交際費はOK

 

なかなかレアなケースですが、原則そういう考え方

 

自宅のセコムは経費で落とせるのか

 

仕事に伴うものであれば経費にできる

 

会社につけてたらもちろんこれ経費で落とせる

 

社長さんが自宅につけて、経費に落としていた

 

普通自宅のものは経費で落とさない

 

税務調査官が、自宅の物は無理だ、これはダメ

 

その社長さんは全国に出張が多くて講演会などをやってる方で

その会社のホームページに、社長の講演会のスケジュールなどがオープンにされてる

 

社長の自宅は実は登記簿謄本に載ってるので、

誰でも法務局でどこどこ会社の社長の住所は調べることができる

 

何でそうなってるかというと、社長の住所が明確じゃないと

税金を滞納して逃げるとか、銀行融資を受けて逃げるとか

いろいろと卑怯なことを考える人がいるんで、

社長が逃げないようにというので、登記簿に載せなきゃいけない

 

個人事業主は一人での食事代などは経費にできない

 

個人事業主の人は、誰かと一緒に食事をすれば

食事代は交際費や会議費として経費で落とせる

 

個人事業の方は本当に間違いが多いんで気をつけてほしい

 

個人事業の方は1人で食事をしたら、

出張先だろうとどこだろうとカフェに行こうと

コーヒー1杯飲むのも経費にできない

 

経費に入れている人が多い

これ調査入って調査官に言われたら全部アウト

 

法人の場合は、出張先の食事代は旅費などの経費で落とせる

 

税務調査を乗り切る1番のポイントは

税務調査に強い税理士をつけること

 

税務調査は最後交渉なんで、交渉に強い税理士か

弱い税理士かってこれめちゃくちゃ差がある

 

税理士は自分から学びに行くのはいいんすけど

プライドがあるので人から教えられるのはすごい嫌

 

税務署対策を変えて欲しいなんていうのは

人は変わらない、変えるのは自分の選択