経費はどこまでOK?個人事業主が経費にできる線引きについて | 経理のイロハ

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脱・税理士スガワラくんのYouTubeの内容を動画では検索ができないので、自分の備忘録記録用に文字起こしをしています。菅原先生には了承を得ています。

脱・税理士スガワラくん

2022/12/26YouTubeより

経費はどこまでOK?個人事業主が経費にできる線引きについて

 

 

スーツは基本的には落ちないです

 

でもねやり方時代では落とせる可能性もある

 

 

 

お客様と叙々苑で食べたんですけど

経費で落とせたりするんですか?

 

落とせますよ

 

毎日食べてもお客さんとなら経費で落ちるけど

毎日食べてたら、太るしお金もなくなるし大変になるよね

 

美容室とか旅行代とかも経費になったたりするんですか?

 

旅行代は仕事でね行けばもちろん落ちるし

 

美容院はねこれはねちょっと微妙

 

これね業種や条件によって落とせる落とせないがあったりする

 

税務署に聞かれた場合は自信持って

 

「これ、仕事よ!」って言えたらいいんすけど

 

そのためににもポイントがあるので

その辺を押さえていただきたいですね

 

個人事業や自営業者が、どこまで経費で落とせるかを解説

 

個人事業の人が個人で食事を食べてると

経費では落ちない

 

でもこれ法人だったら、出張先で一人で食べてるのも

経費で落ちる

 

法人と個人事業の場合ちょっとルールが違う

 

あなたが個人事業で一人で食べてたら

基本経費で落ちないと思ってください

 

誰かお客様、仕事関係者と食べると接待費で落とせる

 

お昼ご飯は、原則は個人の食事なんで個人で負担する

経費で落とせない

 

けどさっき言ったように誰かと食事をすればそれは接待費

 

一人で食事をする場合でも、会社が一部お金を負担したら

福利厚生費として落とせるパターンがある

 

それには2つ条件がある

 

1つ目

1000円の食事、ランチをしたとしましょう

半分の500円以上を負担して、

残りの半分未満を会社が負担する

 

2つ目

会社が負担する額が1ヶ月3,500円以下

 

この2つの条件を満たせば、会社負担分は

福利厚生費として落とせる

 

これね会社にね教えてあげるといいよ

 

月に3500円までは会社が負担してくれて社員も喜ぶので

ぜひ会社と交渉して3500円負担してくださいみたいなことを

言ってあげるといいと思います

 

残業をした時、会社が支給してくれる弁当代とかは

経費で落ちる

 

あと、ちょっと息抜きで食事でも行こうかと

近くのところに飯食いに行ってまた会社に戻ってくるみたいな

そういうね残業に伴う食事代は100%

福利厚生費で落とせる

 

例えば、漫画家さんとマネージャーさんが仕事の話をする時に

レストランとか行って食べるそういった

場合は経費で落ちますか?

 

レストランなんか仕事がらみの人と食べに行くのは

もう全部、会議費とか接待費で落とせる

 

だからといって、高級なものとか食事代を経費で

どんどんどんどん使っていくと

法人の場合は年間、800万円までしか接待費で

落とせないというルールがあるんで

そこはねちょっと注意しといた方がいいかもしれない

 

美容室のお金って経費で落ちたりしないんですか?

 

基本は落ちないです

でもねこれ落とせる人もいるんです

 

仕事でもう美容が必要だ、

例えばねテレビに出る人とか絶対にテレビに出る前って

美容室でなんかセットしたりスタイリストとかが

ついてたりする

そういうのは落とせる

 

あとはキャバ嬢なんかもね出勤前にね美容室で

バーって決めてきたりまああれも仕事用じゃないですか

仕事のために行く美容代っていうのはね落ちるんですよ

 

例えば僕もねこうやってYouTube出てるけど

隣にスタイリストさんがスタンバしてね

休憩中にセットしてくれるみたいなこれも

全然経費で落ちるんですけど

 

ただYouTube出てるからと言って今度の日曜日

美容室行こうみたいなこういうのはダメなんですよね

 

YouTuberとかもYouTubeに出るための美容室代ならOKですけど

定期的に月に1回行く美容室そういうのはもうダメ

 

営業かけるために美容室に行って身だしなみを整える場合は

経費になるか?

 

なかなかこれは難しいと思う

 

身だしなみは普通に整えてください

 

旅行代も基本的には仕事用であれば堂々と経費として

もらってもいい

 

でも仕事用なのかプライベート用の旅行なのか

よくわかんない旅行は

 

税務署が「これプライベートで行ってるでしょう、

これ経費にならない」

 

って言われた時のために

 

旅行に行ったら旅行先で仕事をしたよっていう

例えばレポートを書いておくとか

仕事をした証拠を作っておくと

経費で認められやすくなるので

 

ぜひ両方行った時は仕事だよっていうなんか証拠書類を

作っておいてください

 

例えば漫画家さんが、インスピレーションを高めたいそのために

旅行に行くだったりとか漫画を目的で旅行に行く場合は

経費落ちたりするんですか?

 

それは全然落ちるね

やっぱり漫画家さんとかそういうクリエイターの人って

そういう場で何か発想を磨いたりとか

いろんなヒントを得たりするんでその仕事のためであれば

これ堂々と経緯で落としてもらっていいと思います

 

税務署の人は証拠書類が必要なんですよ

 

税務署の人もその証拠書類であればいいけどないと税務

署も認めづらいので税務署説得させるためにも

ぜひレポートは作っておくこと

 

音楽機材とか、例えばYouTube上で最近

歌を投稿するのが流行ってたりするとそこで使う機材

とかは経費で落ちたりするんですか?

 

YouTubeが仕事用のYouTubeであれば

全然その音楽機材も仕事用に関するものなので経費でOK

 

 

スーツは基本的には落ちないです

 

やり方次第では落とせる可能性もある

 

例えば、OLさんのスーツ

女性の方のスーツってよくね会社指定のものを

支給されたりするじゃないですか

その会社のポートレートカラーにあったスーツとか

 

あれって会社が支給してるんで会社が経費で落としてるんです

 

でも男性が着るスーツってだいたい自分で買うじゃないですか

 

これを会社が支給してくれれば、女性のスーツと一緒で

会社から提供されてそれを着ているから

会社の経費で落ちる

 

あくまでもそのスーツの所有者が

会社:経費で落ちる

個人:経費で落とせない

 

日用品は経費で落ちますか?

会社があって、そこで使うものなら堂々と

トイレットペーパーだろうと鉛筆だろうと

なんでも経費で落とせるけど、

 

問題なのは、会社と自宅が一緒の場合

線引きが難しい

 

自分だけの仕事場ならなかなか経費で落とせないけど

そこにお客さんが定期的に来ると

 

そこに会社兼自宅のところにお客さんが定期的に来て

打ち合わせをするとかっていうのであれば日用品の

ほんの何%かは仕事で使ってるわけですから

トイレットペーパーでも一部は経費で落とせるという

風に考えてもらったらいい

 

 

基本的には考え方としては、仕事用であれば

経費で落ちると思ってください

 

ただ税務署からしたらそれって本当に仕事用なの?

と疑ってくるのでそれを通すためにも

レポートをするとか何かしら、仕事で使ってるという

証拠を残しておくことをお勧めします