年末調整と確定申告について | 経理のイロハ

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脱・税理士スガワラくんのYouTubeの内容を動画では検索ができないので、自分の備忘録記録用に文字起こしをしています。菅原先生には了承を得ています。

脱・税理士スガワラくん

2022/12/20YouTubeより

 

年末調整と確定申告について

 

 

年末調整だけでいい人→

会社からの給料だけで生活している人

 

年末調整と確定申告両方必要な人→

医療費控除とかふるさと納税などの寄付金控除や

住宅ローン組んだ時の住宅ローン控除の1年目の人

2カ所給与の人

副業で所得が20万を超えるような人

 

確定申告だけでいい人とは→

会社から給料もらってない他の収入だけで成り立っている人

 

 

 

 

年末調整は国の資金繰りを良くするための制度で

これは国が税金をとり損ねないための制度

 

2箇所から給料もらってる人は年末調整もして

確定申告もしなければいけないという

ルールにはなってる

 

これは2カ所給与だけじゃなくて、

多くの人が年末調整と確定申告両方とも

必要なパターンもある


まず年末調整ってなんで必要かっていうと

毎月給料から源泉所得税って引かれてて、

給与明細に載ってます

 

源泉徴収税額は、所得税の前払い

 

もともと所得税っていうのは年間の所得に対して

税金が決まるのに、毎月給料から引かれて前払いしてる

 

でもあれは仮の前払いなんで性格な金額じゃないです

 

実はちょっと毎月多めに前払いしているので

最後12月に年間の正しい金額を計算して

多めに前払いしてくれた部分を還付します

 

というのが確定申告

 

これはみんな、資金繰りに損してて、国は得してる

 

これは国の資金繰りよくするための制度で

これは国が税金をとりっぱぐれないための制度

 

これは国の策略でこんなのは日本だけ

 

本来は確定申告でみんなが税金計算して納税すれば

それで済むわけなんですけど

 

みんな確定申告すると手続きが大変で

税務省も超忙しくなるからだから

会社が代わりにちょっと多めに徴収して

最後年末調整これも会社が計算して

会社員の所得税をまとめる

 

確定申告は何なのっていうと年末調整では

処理しきれないちょっと複雑な処理をするのが確定申告

 

2カ所給与も普通はあんまりケースとしてはないので

そういう方は確定申告してね

 

確定申告が必要な人はいろんなパターンがあって

 

2か所から給料もらってる人

 

年間10万以上医療費がかかる人は医療費控除というので

税金を還付してもらう

 

住宅を借金して買った人は住宅ローン控除というのを得られる

それを最初受ける1年目は確定申告をする。

 

ふるさと納税をする人はふるさと納税のための確定申告をする

 

確定申告もしちゃうなら年末調整ってそもそも

しなくてもいいんじゃないのかという質問くるけど、

 

確かにね最後税金が決まるのは確定申告

 

確定申告する人は年末調整別にしてなくても

最後確定申告で決まるので必要ないといえばない

 

でも一応会社には不要控除申告書というものだけは

必ず提出して、自分の扶養をしている家族は何人いる

というのだけは報告しないといけない

 

これは毎月の源泉所得税を引くときの元となる資料なので

これだけは提出して形としての年末調整は受けてください

 

あとの細かいことは確定申告で全部計算できるので

確定申告する人はそこで完結できればいいので

 

年末調整はきっちりやらなくてもぶっちゃけ大丈夫

 

2カ所から給料もらったら、扶養控除申告書は

どっちかメインの会社に提出しないといけないんです

 

提出された方の会社はその扶養控除申告書を基に

年末調整をするというルールなので一応してくれます

 

 

源泉徴収票はあなたの年間の給料はいくらで、

あなたの社会保険料はいくらですよいくらです

所得はいくらです

 

年末調整をしたら源泉徴収票という小さい紙が

年末調整を受けた後にもらえます

 

もう一つの会社からは年末調整をしてない源泉徴収票がもらえるのでこの2つを合わせて申告はするようにしてください

 

その他の人も、会社から源泉徴収票は必ずもらえるので

それをもとに医療費控除の申告をしたり、

ふるさと納税の申告をしたりして確定申告を済ませてください

 

逆に言うと特殊なケースがなければ

別に確定申告じゃなくて年末調整だけでいい

 

僕の友達が1箇所会社勤めをしながら

自分で事業(副業)をやってる人は何をしたらいいですか

 

会社勤めしている人はまず会社で年末調整をするのは必要

 

会社員の方が副業してたら

確定申告をする必要がある人とする必要がない人がいる

 

必要がない人は

副業で利益が20万以下の人は確定申告する必要がない

 

所得が20万超える人は確定申告をする必要があるので

年末調整でやっていただいた源泉徴収票と

自分が副業で計算した売上と費用で所得を計算して

確定申告をするというこういう手続きが必要になる

 

 

副業で年間20万円利益が出てる人は確定申告しないとダメ

 

副業で19万の利益しか出てなければ年末調整だけでいい

 

でも、それで本当に20万利益が出てないのか出てるのかって

よく経費じゃないものを経費にして20万出てないと言ってても

実は経費じゃなくて20万出てる人もいるのでそこはしっかり

専門家に相談するなりして自分が脱税しないように判断してほしい

 

例えば昼の食事代を経費に入れてたら、

それって経費にならない基本は

 

それで20万利益が出てないからって言って

確定申告してない人はまあいる

 

これから副業する人ってめちゃくちゃ多くなるので

 

何が売り上げなのか

何が経費なのか

 

っていうのはしっかり勉強した上で

自分は確定申告する必要があるのかしなくてもいいのか

判断して

 

それぞれ年末調整だけでいい人

年末調整と確定申告両方必要な人

確定申告だけでいい人とは

 

細かいこと言ったらいろんなパターンがあるんですけど

ざっくり言うと

 

会社からの給料だけで生活している人は

年末調整で終わります

 

医療費控除とかふるさと納税などの寄付金控除とか

住宅ローン組んだ時の住宅ローン控除の1年目の人

2カ所給与の人

副業で所得が20万を超えるような人は年末調整

プラス確定申告もして自分の所得税を確定させてください

 

年末調整がいらない人っていうのは

会社から給料もらってない他の収入だけで

成り立っている人は確定申告だけでOKです

 

 

*菅原先生の許可を得て記事にしています