退院後からの活動 | 愛ちゃんのブログ

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原発事故後は、福島の残されたペットへの
給餌活動の記事、脱原発の記事をメインに書いていました
今は熱海での活動や、地元でのTNRについて記録を残しています

あれから退院したあと、2週間ほどして仕事も活動も復帰しています。
心配してメッセージくださったり、様々贈ってくださった方々ありがとう!とても感謝しています!

幸いに顔面には後遺症は残らず、ブクブク嗽も水が口から出ることはなくなり、目のグルグルも治まりました
左耳はかすかに聴こえるくらいですが、だいぶまっすぐ歩けるようになり、生活が戻ることができて良かったです
手術1ヶ月後に、開頭部分がブヨブヨに腫れて膿が頭にたまっていました。
抗生物質で治療中ですが、ようやくブヨブヨがぺたんこになりました。
もし、膿がひかなければ、また頭を開いて骨を洗うと言われました、想像しただけでも恐怖です。

退院後からは、猫さんのTNR張り込み、捕獲三昧、めまぐるしく毎日が過ぎました。
退院したら行くから待っててくださーい
と、なかなか捕まらず、待たせていた現場も。

狙え!!
入院中もずっと、この子がわたしのスマホの待受画面でした。
スマホ見るたびにこの顔を頭に焼き付けておき、作戦を考えていました。
地元の団体さんからの取りこぼしSOSで、
5ヵ月越し、ずーっとトライし続けてもどうしても捕まらない母猫でした。

新たに作製した自作の捕獲器です。
もうこれがダメなら、手段がない(T-T)
耳カットされてる猫ばかりがかわるがわる入ります。それで作戦は成功です
狙え!猫さんは、室外器の前にいるいる!
あともう少しです
そこから粘ること1時間。
もう少しで入る!ってときに、音がしたり
ボス猫が来たり、餌やりさんが来たりで、何度も失敗。
それを10日くらい繰り返し、粘り強く張り込みました

一足先に、ボス猫ちゃんを、捕獲しました。
この子もずっと捕まらず苦労していた猫さんでした。
団体さんに渡して、手術。男の子で、リターンしてもらいました。

その後、狙え!メス猫さんはついに自作の捕獲器に入りました、
そうとう暴れて、自作の捕獲器のネットは爪で破壊されてました。
あと少しで隙間から逃げるギリギリのとこでした。
改良が必要です。

ようやくこれで5ヶ月にわたる夜の張り込みも、終わりました。
苦労した…何度も心が折れた現場でした。
これで、待受画面も消すことにします

この子は親族からの依頼でTNRです。
慣れていたからか、わりと早く捕まりました
人間の食べるものでは生きていけないので、フードも買い込み、与えてもらうようお願いしました。


ここからは、熱海の土砂近くで餌を与えて下さっている場所でのTNRです。
個人的な活動ですが、10月から数匹ずつ手術に出してリターンしています。
中には慣れているような猫さんも現れるとのことで、もしかしたら土砂災害で生き残った猫さんかもしれません。
餌は与えて生かしてあげてほしいのでフードを支援したりしています。


しかし今は生活を再開している周りのお宅もかなり増えてきました、土砂災害時のように、緊急でところ構わず餌を置くやり方をしていく訳にはいかないので御近所にも理解をいただける改善も一緒に考えているところです。
10月29日には、ナツミントちゃんが熱海へ来てくださり、ふたりでこの餌やりさん宅へ訪問しました、あらゆる現場で活躍している経験豊富なナツミントちゃんなので、改善策を共にアドバイスいただきました
引き続き、また一緒に訪問してもらおうと思います!

私は一年前にCDCAのナツミントさんたちのお手伝いで熱海のTNRも協力させていただきました、
親子でTNRしたい猫さんが居ました。
その際子猫たちを見事に捕まえてくださりました。
しかし、捕獲のスペシャリストの岸本さんでも捕まえられなかった母猫を、どうにかして今回捕まえたかったので、何度か夜に餌やりさんと待ち合わせてトライしてきました。

やはり…すでに、また産んで子連れになっていました…

捕獲トライすると、先にちっちゃい子猫が入りました。
子猫を使って母猫の捕獲を行ってきたところ、子猫につられたか?フードで寄ってきたか?母猫がまさかの捕獲成功になりました。

いつも手術に出すクリニックに見せたとこ、子猫もメスでギリギリ不妊手術できる大きさだったので二匹共にお願いしました。
入院無し、傷口極小、当日リターン可能な野良猫の為のクリニックで、とても助かっています

母子ともに、不妊手術され母猫は熱海にリターンしました。

まだ小さい上に、餌にありつけることがこの先厳しくもなるので、迷いましたが、子猫だけは、自宅に保護しました。

生後3ヶ月くらいは経っていると思います(日々成長しちゃってます)
お母さん猫からは、しっかり一生分の教育は受けてきているようです。
日にちが経つにつれ、すごく慎重で警戒、手を見せると爪は出さずに、高速パンチパンチパンチの連続をされます。
家族にしてくれる方を探したいんですが、まだ人間に慣れてもらえず根気がいります。
どうすればパンチされなくなるのかな…

熱海の土砂災害で生き残って保護した金魚さんたちです。
保護してから1年以上経ちました。
残念ながら一匹亡くなってしまいました。
先日には、転覆病という、お腹がふくれてひっくり返って浮いてしまう病気に似た動きをする金魚さんがいました。
すぐに異変に気づけて良かった。
餌を止め、ヒーターで温度をあげて対応しました。
翌日には浮かなくなりお腹もひっこみました。
金魚の体調管理もなかなか難しいです

次は12月入ってからまた熱海のTNR行う予定です、さらに地元で頼まれている…これまた親子のTNRもあります。冬の今のうちにできる限り手術していきたいと思います。