ピースボート80爺の世界一周(94) サルチー村の牛車 6.27(木)
※コーヒー農園から1時間余り、幹線道路から外れた所に
木工芸品で有名なサルチー村がある。
昔、コーヒを運ぶ為の伝統的な牛車が「ナレータ」
植民地時代にスペイン人が持ち込んだもの。
それを地元の人たちが車輪などに色鮮やかな模様を
刻んだもので、コスタリカの象徴的な存在だそうだ。
模様に寄ってどこの村のものか解るのだそうだ。
山から港までこの車で10日も掛けてコーヒーを運んだ。
道も悪く大変苦労をしたそうだ。
・・・そこで政府はコーヒー運搬用に狭軌の鉄道を引いたそうだ。
今は廃線となっている。
☆村の入り口に巨大でカラフルな牛車が、見られる。
水性ペイントで描かれている。
☆牛車の製造工房を訪ねる。
工具は昔ながらのもの、動力は水力だ。
男子トイレの仕切りまでカラフル木工製なのだ!
☆お土産用のトレイに彩色していた。
15ドル位だけど、日本の方が緻密で美しいと思う・・・
☆寄生サボテン
玄関前に巨大な樹があり、見上げるような上にサボテンの
花が咲いていた。 逞しいサボテンである。
※帰路、山道で遅い大型トレーラーに前を塞がれ、追い越し禁止
区間なので、只々我慢、イライラした。
激しい雨風の中、1時間遅れで18時、帰船した。
6時間以上バスに乗っていると、それだけで
疲れを感じるジジイであります。
☆帰国まで一ヵ月を切り、ホッとしたような、名残惜しいような・・・
後、寄港地は4っとなった。