ピースボート80爺の世界一周(90) クリストバル パナマ 6.24(月)
☆陸地が近づくとカツオドリが群れをなして飛び回る。
彼らが、水面ギリギリを低空飛行すると、慌てた飛魚が一斉に
飛び立つ・・・で、彼らの餌食となる。 なぜ潜らずに、飛ぶのか?
水中にも飛魚を狙う大きな魚がいるだろうから、一瞬の迫りくる
黒い影を敵は、上か、下か混乱して解らないのだろうか?
変な所が気になる右京さんでした。
家人は飽きずに2時間もこのシーンを眺めていた。
目が良い人が羨ましい・・・
☆雲が大きく、勢いを感じる。 恐い程だ!
☆チャチな防波堤を越えるとコロン港である。
クリストバルは中南米で一番、治安が悪い街と散々、脅かされてきた。
一人歩きや夜7時以降の外出は厳禁。
我々は3夫婦6人部隊で明るいうちに入管事務所近くの
ショッピングモールとスーパーで買い物をした。
私はメキシコ産のテキーラとチリ産のワインをゲットした。
家人はコーンのパウダーや色々、料理食材を買った。
兎も角、安いらしい・・・
☆久し振りのスコール
突然、暗くなり叩き付けるような雨粒! 傘なんか役に立たない。
長くは続かず、サッとあがると後は涼しくなるのだが・・・
※我々の乗っている船の船籍はこのパナマである。
日本船籍にすると賃金や労働条件の制約が日本の
基準に合わせられるのでNGだそうだ。
確かにこの船のスタッフは休みなく良く働く。
寄港地で半日、休むくらいだろうか?
日本なら完全に労働基準法違反である。
※スタッフのヒエラルキーは厳然とある・・・らしい。
インド人がトップ、次にインドネシアとフィリッピン、
一番下がネパール人。
甲板でペンキを塗ったり、汚れ仕事はネパール人。
レストランでベスト・蝶ネクタイを着用してサービスして
いるのはインドの方・・・らしい
★ネパール人の亡命、逃走!
南アフリカで若いネパール人男性が国外逃亡した・・・らしい。
船内に明らかにある「イジメ」に耐えかねたのか?
ネパール人の逃亡を助ける海外組織があって、事前の
計画通りだったのかも知れない・・・らしい。