ピースボート80爺の世界一周(89) パナマ運河(2) 6.25(火)
☆暑い中、波の無いガツン湖を進む。 揺れの無い時間・・・
甲板で「小倉祇園太鼓」の練習に励む人あり・・・
発表会本番まで修練は続くのでしょう・・・よーやる! エライ! ガンバレ!
☆上ったら、下りなければならない。
日本中に、「上り坂」と「下り坂」は同じ数だけある・・・
当たり前のことを、勿体ぶって言われたこともある。
壊れて止まっている時計も1日、2度だけ合っている。 確かに・・・
☆運河の場合、ゲートというか、水門というか、堰というか・・・その前で停止する。
すると目の前の水門から、猛烈に水が流れ出した。
勿論、水門を越えた向こう側である。
その排水に連れて、徐々に船が下がっていく・・・面白い!
ゲートの黒い窓みたいなものが目印になる。
太平洋と同じ水面になったら、扉は開かれ前進出来る。
☆パナマの人は我々の船に向かって、一斉に「オラ!」と叫んで手を振ってくれる。
通行料金を払ってくれてありがとう・・・という意味だろうか?
単なる習慣、癖だろうか? 何も考えてはいないのだろうか?
船室と同じ高さ、握手が出来そうな距離のセニョリータも
笑顔いっぱいで手を振ってくれる・・・親戚でもないのに・・・
☆第二運河を並行して船が行く・・
LPG AMMONIAと船体に書いてある。 爆発物か、危険物であろうか?
パナマックスの範囲の船に見えるが・・・
☆陸地は椰子が茂りジャングルもようだ。
ここに鹿がいた。 私はワニを見た。 ・・・と言う人がいる。
いても不思議ではない地域です。 ヤバイかも・・・
☆突然、左舷に高層ビルが並ぶ近代都市が出現した。
これが首都パナマシティだそうだ。 人口54万人。
パナマの人口は430万人、混血60%、アフリカ系14%、
ヨーロッパ系10%、先住民10%、その他の他民族国家。
☆アメリカ橋 1962年、2000万ドルの巨費を投じて架けられた橋。
南北アメリカを結ぶ橋で大量の車が走っていた。
渋谷、恵比寿にあるアメリカ橋とは関係ないようだ。