ピースボート80爺の世界一周(88) パナマ運河(1) 6.25(火)
待望のパナマ運河を通過する。
歴史:省略 1914年開通した。
大西洋から太平洋まで82㎞を24時間かけて、
閘門式により船が山を越える運河
☆料金 パナマの国家収入の大きな柱である。
平均1日36隻通る。 通行料の平均は820万円。 最高は6千万円。
最低は36セント、50円強 リチャード・ハリー・バートンが
泳いで渡った料金だそうな・・・
【パナマックス】
パナマ運河を通過できる船の「最大」の大きさを指す言葉である。
最大喫水約12m、船幅32.2m、長さは最大280m以下 。
我々の船は幅32.25m、喫水8.1m、全長261m ギリギリのサイズである。
壁とぶつかるので自力走行は出来ず、機関車に曳いてもらう。
川崎重工製の機関車が、前後・左右、4台で引いていた。
船と壁の間は50cmも無いかも・・・
白い船と薄茶色の壁との間の緑がかったのが「水」である。
最近開通し、並走している第二運河は「ポストマックス」と言われ
幅49m、喫水15m、長さ366mまで可能になった。
☆閘門式運河で船が入ると水門を閉めて、注水し船を高い所まで
持ち上げる。 これを2度繰り返し、26m上のガツン湖迄上げる。
エライ事を考えたものですねえ・・・
☆ガツン湖にはピンク色のコンテナ船と黒い煙を吐く
タグボートが走っていた。
☆最も狭く工事で難航した岩の地帯を通る。 橋のある付近・・・
乗客が・・・当時、ダイナマイトはあったのだろうか?と話していた。
工事開始1880年、ノーベルのダイナマイト発明が1862年。
間に合っています。 手掘りじゃ、この岩山は無理でしょう・・・
☆久し振りに貨物列車の長い行列を見た。
船は船、陸運も生き延びているのですね・・