ピースボート80爺の世界一周 (66) 船内事情・・・ 6.12(水)   | 松山・ジジイの徒然記

ピースボート80爺の世界一周 (66) 船内事情・・・ 6.12(水)  

※神戸を出て61日目、残りは44日となった。

 アイスランドからニューヨークまで6日間は陸地も見えない洋上、

 昨日から、ずっと霧の中を進んでいる。 1日で777㎞進んでいる。

 20カ国、1500人、2才から95才(一部で102才という情報もあるが)

 まで、多くの人が同じ船に乗っているのでヒューマンウオッチングも楽しい。

 

☆霊安室 残りは2席しかありません。

 不幸にも船中で亡くなられた方はシュラフに包まれ、日本まで

 冷凍室でお休み頂く・・・しかし、スペースに限りがあり4席しかない。

 今、お休みの方・二人・・

 一人はセイシェルでスキュバーダイビング中に事故された若い人らしい、

もう一人は、お年寄りらしい・・・噂でしかないが・・・

こういう話は、公式発表は無く、口コミが多い。

私は自分の足で歩いて下船したいと心から思うのである。

 

☆保険は大切だ・・・

 ナミビアまで船を戻して帰国した人の費用は1千万円・・・

船長が言うのだから間違いない。

下船し治療する・・・その判断は医務室のドクターだが・・

先ず聞かれるのは「保険内容」らしい。

全員保険加入は必須条件だが、補償内容・保険金額にランクがある。

支払いの目途が立たないと相手にされないのだ。

私は・・・自分は大丈夫と根拠のない自信で、最低限のランクにしか入っていないのだが・・・

 

 親しくお話させて頂いた数少ない人の中で、ロンドンやアイスランドで

 下船された方がいる。 知らない人を含めたら可成りになっているだろう。

  ドクターストップの場合は保険が下りるのだろうか?

 保険の契約内容など、細かく読んでいない人が殆どであろう・・・

 

☆荷物保管料が別途請求される。

  これも旅行規約に明記されているそうだ。

  体一つで運ばれたら、当然、荷物が残る。 

部屋にそのまま置いておいてくれたら良いと思うのだが、

盗難、紛失したら保障問題が発生するからだろうが・・・

食べない分の「食費」は帰ってこない。

 

☆転倒によるケガ人は多い・・・船が揺れるせいか、足を痛めて杖を突く人、

 ギブスを当てた片手を吊っている人・・・不便だろうなあ・・・

 

※今日のフルーツは「カットマンゴー」 固くてやや酸っぱみがあって美味しい。

 チェンマイの道端で青いマンゴーを売っていた兄弟を思い出す。

 写真をあげたら喜んで袋一杯、マンゴーをくれようとしたが、辞退した。

 

 またまた、チェンマイ恋しや、ホーヤレホなのだ。