樒(しきみ)の花盛り・・・ | ピースボート80ジジイ世界一周

樒(しきみ)の花盛り・・・

ミカン畑の隅っこに大きな木が2本ある。

義母はその枝を切り揃えて、JAの市場に出していた。

お墓に供える人が買って行く・・・良く売れた・・・

貴重な現金収入、小遣い稼ぎで、運ぶのは家内の役目であった。

 

義母亡き後、手付かずの樒は盛大に花を咲かせている・・・

アップに耐えられる綺麗な花だと思うが・・・

 

 

 

 

 

お墓に供えるのは「葉」だけで、花は見られない。

最近は「フェイク樒」まであるんですねえ!?

色あせて、何だか味気ないなぁ~

 

※仏教徒の関りが深い  

樒は古くから仏教と関わりが深い植物です。 

始まりは奈良時代にまで遡ります。                 

仏事に広く使われ、特に関西地方での葬儀や法要において

重要な役割を果たします。

お墓に供えられることも多いことから、「花芝(はなしば)」

「墓花(はかばな)」「仏前草(ぶつぜんそう)」などとも呼ばれています。

仏事で使用される場合は、主に葉が使われます。

※名前の由来   樒の名前の由来にはいくつかの説があります。
四季を通じて常に美しい緑色の葉を保つことから                                
「四季美」と称され、それが転じて「しきみ・しきび」と                              呼ばれるようになったという説が有力です。

※樒は、一年中枯れることなく鮮やかな緑色の葉を                               保つため、「永遠の命」を想起させます。                                              このことは、命が「常住不変(変わらずに常に存在すること)」                         であると説く日蓮正宗の教えに通じる部分があるため、                            日蓮正宗では通常の仏花の代わりに樒をお仏壇や                                      お墓に供える習慣があります。