久保田一竹美術館 河口湖畔
染色家として世界的に有名な一竹さんが私財を投げ打って、
富士山を望める大きな山を買い、河口湖に自分の美術館を作り上げた。
展示室のある建物は富士山をイメージして作り上げたそうだ。
訪問客は圧倒的に外国人が多い。
説明ビデオも日本語と英語を交互に流していた。
門はインドネシアの廃寺のものを移築したそうだ。
館内にはガルーダの像も置かれていた。
建物はガウディのイメージだったので尋ねたら、
バルセロナ・グエル公園に感銘を受けてデザインしたそうだ。
アジア、アフリカなど世界を飛び回ったそうだ。
一竹さんの過っての居間が事務所兼商品展示ルームになっている。
大きな一本木を切り抜いたベッドはアフリカのもの、
余程高貴な人しか使えない立派なものだそうだ。
箪笥も椅子も木彫りで味わいがある。
ここは撮影OK. 作品類はNG・・・
ベストのようなものは売り物ではなく一竹さん
ご愛用のものだったそうだ。
散歩道の裏山の洞窟には仏像が飾られていた。
※初代久保田 一竹(くぼた いっちく、1917年10月 - 2003年 4月)
は、日本の染色工芸家。
辻ヶ花と呼ばれる15世紀後半~16世紀前半に失われてしまった
染色・装飾技法の復刻への取り組みが世界的に評価されている。
※河口湖周辺にはミュージアムが点在していますが、
中でもフォトジェニックな建物が印象的な美術館が
「久保田一竹美術館」です。
2009年度版ミシュラン観光ガイドで、なんと
3つ星の認定を受けました。
染色家である久保田一竹氏の作品を展示しており、
幻想的で美しい着物の数々は必見。