コマツの地雷除去機 | 松山・ジジイの徒然記

コマツの地雷除去機

昨日,過っての上司から新聞の切り抜きが届いた。

90才になっても日経を読まれる姿勢に敬服!

コロナのせいで5年もお目に掛かれていないのだが・・・

上京の際、カンボジアの話をしてカンパを頂いたのだが、

随分前のことをしっかり覚えていて下さるとは・・・

感謝! 合掌!

 

日経新聞・私の履歴書 2022.4.29

野路国夫 元コマツ社長・会長

 

ブルトーザーを改良した専用車両、取り組んで15年、

現地にも会長自ら2度訪れたとか・・・

 

この記事を読んで昔、友人たちに送ったメールを思い出して探した。

13年前はフェイスブックもブログもやってなかったので、

メールだけでした。  Mixiはやっていたと思うけど・・・

 

日立の地雷除去機  2009/11/18

 

CMC(カンボジア地雷撤去キャンペーン 福岡に本部がある

NGO 大谷賢二理事長)が来年に向けて中学校を建設しようと

しているタイ国境で、前から見たかった「地雷除去機」の撮影に成功しました。

カンボジアで最大の地雷撤去組織、政府関連の「シーマック」の基地でした。

 

 

一機一億円もする高価な機械で、日本政府のODA予算から

出ているのでしょうが、良く見ると、日の丸の旗と下に

「From The People of Japan」と書かれています。

 

世界6カ国に56台、カンボジアには25台、配置されています。

この一台で灌木の撤去、地雷の撤去、機の後方には農地を整備する

「鋤(すき)」のような装置が付けられる。

飛び散った金属を吸いつけて集める磁石も付いているとか・・

改良を加えた優れモノで、人が除去する20倍のスピードでクリーンに出来る。

 

CMC中学建設予定地で立ち会った時、300m×300mの

地雷原を1ヶ月~1ケ月半で除去するとシーマックの

マネージャーが言ったが、とても信じられなかった。

これを使うのか・・・・それなら・・・成程!でした。

 

コマツも地雷撤去機を作っていますが、ブルトーザー型で

日立とはタイプが違います。

欧米の撤去機は一年経つと、半分くらいは動かないそうですが、

日本の除去機は故障が少なく、かつメンテナンス体制の充実は評価が高い。