国立工芸館 2020.10.25 金沢市にオープン | 松山・ジジイの徒然記

国立工芸館 2020.10.25 金沢市にオープン

皇居のほとりから、工芸のまちのなかへ

 

☆東京国立近代美術館工芸館は、政府機関の地方移転施策

により石川県金沢市に移転することが、2016年決定した。

多くの貴重な文化財と人材が地方に分散されるのは

「日本沈没」がなくても良いことだと思う。

金沢で先ず一番に行きたかった所。

 

☆建物 明治期に建てられた二つの旧陸軍施設を移築。

左は師団司令部庁舎、右は陸軍将校の社交場。

どちらも国登録有形文化財。

 

 

☆展示物  ノンフラッシュで全て撮影OK

 

・板谷波山 陶芸界初の文化勲章受章。

 ・ぼ光彩磁牡丹文様花瓶

 

 ・彩磁延寿文水指

   波山は30年前、東京勤務となり家内と近代美術館の

   特別展で多くの優れた作品に圧倒された思い出があります。

 

・芹沢けい介  一越縮緬地型絵染丸文着尺

 

・松田権六  松文蒔絵平棗

 

・富本憲吉 色絵金銀彩四弁花文飾壷

 

・大木秀春   金具 鶉 凄く小さな作品です。

 

※メッチャ親切、ご丁寧・・・ありがとうございますです。

兼六園から工芸館へ行く道が解らず、バイクに乗った男性に

 尋ねたら、スマホで調べて「直ぐ近くですよ!」と言ってずっと先導して下さった。

 四国にもお遍路さんに対する「お接待、おもてなし」はあるが、

これ程、親切な方には恐縮した。

金沢の人全てがそうではないだろうが・・・  

途中、紅葉した大木にも出会えた。