千住博展 愛媛県立美術館 | 松山・ジジイの徒然記

千住博展 愛媛県立美術館

高野山金剛峰寺 襖絵完成記念 

20019.11.16~2020.1.19

ギリギリの18日、鑑賞できた。

ギックリ腰をやらなければ、もっと早くに行けたのだが・・・

 

 

 

総延長17メートルの「断崖図」

25メートルの「瀧図」

只々、素晴らしかった。 そして幸運だった。

松山の展示が最後で、もう高野山に

納められてしまうのだから・・

 

いま日本で一番高い画家「千住博」さんの初期から

これまでの代表作も見られた。

 

「龍神」

唯一撮影可能な部屋には、横一杯に滝が流れており、

刻々と光が明から暗いブルーに変化する。

 

説明版によると・・・

「(龍神)の白い滝が闇に包まれると、

青く光る龍に変わり、われわれのイマジネーションは

一気に異次元へとワープする。

この作品では蛍光塗料を使っていて、明るい所では

白い滝だが、真っ暗な中でブラックライトを当てると、

青く輝く仕掛けになっている。

昼から夜へ。

そのイメージの切り替えの速度は、科学技術を

用いるからこそ可能になる。

この神秘的な変化は、人間の深層心理にも

不思議な働きかけをする。」

 

確かに! 見飽きることはなく正面の長椅子に

座ってじっくり味わった。

家内は3度目の来館だったが・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

外に出ると・・・

雲ひとつない冬晴れの青空に・・・松山城があった。

二の丸庭園越しのワンショット!

やはり日本の名城だ!