小樽運河クルーズ
久し振りに北海道旅行の振り返りをUPします。
小樽運河は日本でも大変珍しい「埋め立て式運河」です。
内陸を掘ってできた一般的運河と違い、海岸を埋め立て、
全長1.1キロメートル、大正12年に完成しました。
海岸に沿って作ったので、全体が湾曲しています。
中央橋から出発、低い橋の下を潜って進みます。
北運河から一度、小樽港に出ると・・・
北海道警察の時速80キロを超す高速警備艇が
停泊していました。
昔、荷下ろしに活躍した大きなハシケも・・・
北運河は昔通りの幅40mですが、南運河は自動車化の
波に襲われ,20mにされてしまいました。
それでも、「運河全埋め立て」の計画が、多くの反対により
小樽観光の宝が辛うじて残されたのは幸いでした。
観光客の撮影スポットで賑わう「浅草橋」で、
Uターンし全40分のクルーズです。
水面、低い視点から見る街並みは新鮮でした。
運河のほとりに立つ街灯は、今は珍しい「ガス灯」です。
一基500万円もして、全部で60基余り、総額3億を
超える出費に反対もあったそうですが・・・
夜、ガス灯が点いてからの散歩、ナイトクールージングが
最高!!との書き込みが多い。
作って正解じゃないでしょうか?
カモメの良き休憩所にもなっていますし・・・
浅草橋では、ナナカマドがこぼれる程、実を付けていました。