「セミの羽化」 を変換したら 「セミ農家」となった!?
これ如何に!?
一昨日くらいからセミが鳴きだした。
梅雨明け宣言はまだないが、やっと夏が来たようだ。
今朝、隣に住む孫が、バラの垣根でセミが
羽化していると教えてくれた。
羽化の始まりは、体全体が真っ白だったそうだが、
10:00、既に翅はきれいな透明になっていた。
12:30 抜け殻を残してセミは何処かへ飛んで行った。
抜け殻の背は見事に「鰻の背開き関東風」でした。
【セミの羽化】
日の沈むころ、羽化直前の幼虫が地面から
出てきて木などに登り始めます。
幼虫の動きがとまり、背中が割れると羽化の始まりです。
ゆっくりですが、時間の経過とともに変化があります。
日本では「もののあはれ」の象徴でもある
長い時間を土の中で過ごし、地上では長く生きられないセミ。
その姿は日本人の無常観を表している「もののあはれ」と
いう観念の象徴ともされていました。
力の限り鳴き続け、最後にはそのままポトンと落ちて
死んでしまうセミは、どこか儚く感じられますよね。
また、中国では儚さとは反対に、土の中から現れる姿を見て
、復活の象徴としていたようです。
日本と正反対な印象ですが、どちらも生命と死をイメージしているのは、
やはり地中と地上での生存時間の落差が大きいことが理由の一つなのでしょう。
セミの寿命って実は長い?
土の中で過ごす幼虫期は、どの種類のセミも成虫期に比べて格段に長いです。
ただ、幼虫の期間がセミの種類や環境によって変わってきます。
たとえばクマゼミの場合、幼虫期間は5~6年ほど。
そして成虫になってからのセミは、だいたい1カ月くらい生きます。
私たちが知っている「1週間」と比べると長いですが、
それでも短い気がするかもしれません。
しかし、カブトムシは卵から成虫まで1年なので、それに比べたら長いですよね。
なぜ「セミの寿命は短い」と考えられるようになったのか?
実は、成虫のセミの飼育はかなり難しく、飼ってみたら
1週間ほどで死んでしまうケースが圧倒的に多いよう。
ここから「成虫の寿命のセミは1週間」という考え方が
広まったのではないかと考えられています。
とはいえ、土の中で過ごす時間(幼虫期)に比べて
土の外の時間(成虫期)が圧倒的に短いのもまた事実。
そこには、やはり儚さを感じさせるものがあります。
【蛇足・おまけ】
セミは、皆が嫌う「カメムシ目」の昆虫なのですね・・・
カメムシは臭いだけでなく、我が家のプチトマトに
穴をあけ、食い散らかす憎き虫です。
★7.24.8:00
私の部屋の湿度86%、体にカビが生えそうだ!!