クリムト展 ウイーンと日本1900 | 松山・ジジイの徒然記

クリムト展 ウイーンと日本1900

東京都美術館 4.23~7.10

 

524日、クリムトの「はしご」をしました。

 

上野の森の緑も深くなり、良い雰囲気です。

平日でも人は沢山、外国人も・・・・

 

 

 チラシも展覧会場の看板も官能的な「ユディトⅠ」

のエロスが発散されている。

 

 

 

 

生涯独身でありながら、14人の子供を作り、

母親はほとんど美しい「絵のモデル」らしい・・・、

どう見ても「もてるタイプ」ではないが、「精力」的な

フェロモン男の鏡でしょうか?

 

場内撮影禁止なので、絵葉書でレポートします。

印象に残ったのは・・・

 

☆ヘレーネ・クリムトの肖像

 親代わりで育てた早世した弟の娘

 サラリとした色彩、描き方、魅入ってしまう・・・

 こんなピュアな絵も描いていたのか・・・・

 

 

☆赤子(ゆりかご)

 山の様にピラミッド型に積み上げられた衣服は

 色彩の乱舞・・・・その頂点に、小さなベビーが

チョコンといる・・・説明のプレートを読んでから

見直してやっと解った。

 

 

 ☆女ともだち(姉妹たち)

 短冊のような超縦長の構図、ジャポニズムの

  影響ありかな?

 

 

 ※画面に嵌め込まれた様に細密な図案的クリムトの

 仕事を見ると、今は亡き日本画の加山又造さんを

 連想してしまう私です。

 加山さんの黒いレースをまとったヌードも上品な

 エロスがあったなあ~

 クリムトも「琳派」かな?