記念切手は不良資産 | ピースボート80ジジイ世界一周

記念切手は不良資産

小学校低学年の頃から収集していた記念切手が

段ボールに一箱、デッドストックになっている。

今回上京の機会に一部処分しようと思い、買取業者と

メールで連絡を取って本日訪れた。

 

記念切手を集める人が激減しており、額面以上の

価格が付く「プレミアム」は稀である。

シミ・シワ・日焼けのない「美品」しか買取対象にならない。

それもピーク時の5%~10%だから堪らない。

 

馬鹿な小学生の私は、少ない小遣いの中から必死に買った。

記念切手の発売日には郵便局に行列が出来る熱気があった。

第一次切手ブームと後で言われた。

郵政省も儲け主義で発行枚数が、1200万枚等と

調子に乗り過ぎ値を崩した。

全国の高齢者家庭にどれだけ未使用古切手が眠っていることだろう?

 

年賀切手の小型シート、は額面の50%で買い取り。

私は191シート持ち込んだ。

1957年(昭和32年) 5円×4枚 20円が買取10円

業者はそれを50円~280円などで売る、余り売れずに

抱えている在庫は随分多いらしいが・・・

 

昭和30年代の10円は値打ちがあった。

それが70年近く経って5円でしか売れない。

それも保存の良いものだけ・・・

 

切り離されていない「シート」で額面の75%

バラ・単片は50%。

 

持ち込んだ多くは無駄となり、最終売局価格は、24,611円だった。

初めて売りに行き、切手業界の現状を勉強してきた・・・

そんな1日でした。

 

※横浜のマンホール

  ベイブリッジが横浜のシンボルでしょうか?