手筒花火(てづつはなび) 「東京カメラ部」
打ち上げ花火は珍しくありませんが、「手筒花火」の写真、
3年間分のストックです。
花火のプロではないが祭り好きな男衆の心意気が感じられます。
迫力ありますね! 拍手!!
[手筒花火]
1メートルほどの竹筒に火薬を詰め、それを人が
抱えながら行う花火である。
手筒花火は、打ち上げ式ではなく吹き上げ式の花火で、
その火柱は大きいものだと10数メートルにもなる。
遠州地方西部で特に盛んである。
通常の打ち上げ花火などとは違い、花火師が製造を
行うのではなく、資格を取った地元の男衆が、最初の
竹を切るところから最後の火薬を詰めるところまで、
全て自分自身の手によって行い、最終的に神社の祭りで
打ち上げ奉納するのが一般的である。
点火すると、轟音と共にオレンジ色の火柱が上がり、
仁王立ちの状態で放揚する。
最後には「はね」と呼ばれる、衝撃音と共に手筒の底が
破裂する爆発によって幕を閉じる。