昨日の続き。
 
 
自分の本番を終え、
そこから晩に向かったのは↓
 
 
 

 

 

今春聴いて→その時の記事はコチラ

 

今回も絶対行きたい!!と思ったけれど、

早々完売で笑い泣きハートブレイク

東京か名古屋行きも考えたけれど、

スケジュール的に(経済的にもアセアセ笑)厳しく、

ちょこちょこ芸文サイトをチェックしていた所、

ある日、一席のみ空きが!!アップ

すかさずGetチケットキラキラ

確かに昨夜は完売御礼、満席でしたキラキラ

そしてベートーヴェン紀行最終回のプログラムは↓

 

 

 

 

 

 

後期三大ソナタキラキラ

 

だから絶対行きたかった。

 

最初の30番、

1楽章冒頭から、既に目頭が熱くなりぐすんラブラブ

何て透き通った、綺麗な音なんだろうとキラキラ

30番て実は、私的にそれほど好きな曲ではなかったのですが、

昨夜の河村さんの演奏には、

本当に感銘を受けましたラブラブ

変奏曲形式の3楽章も、

しみじみと心に染みいる演奏。

 

31番は、

以前1楽章だけは何度か弾いた事あって、

全楽章やりたいと思いつつ、なかなか実現出来ていなく。

抑えめの表現から、じわじわと最後の輝きへの持って行き方、

惹き込まれます。

 

そして休憩を挟んでの32番、

そう、ベートーヴェン生涯最後のピアノソナタ。

対位法の1楽章は激しさほとばしる。

そして変奏曲形式の2楽章。

シンプルなテーマが徐々に高揚し、

不思議とジャズのようなリズムが出て来る曲、

この時代でこうゆうリズムを生みだせるのは本当に斬新やなと。

ベートーヴェンの先見の明を感じされせられます。

ひとしきり盛り上がった後、静かに曲を閉じて、

ベートーヴェンがこの最後のソナタに込めた想い、

そして河村さんの想いを感じられました。

 

奏でる音の向こう側に、

彼女は何を考え想い、

そして何が見えているのだろう。

それを聴いている側も追いかけて、惹き込まれる。

観客に媚びる事無く、

自分の音世界のみで観客を呼べそして惹き込む事が出来る、

稀有なピアニストだと思いますキラキラ

「あぁ、終わってしまわないで!

と本当に思ってしまいました。

30番と32番は、主題が回想されて、

静かに、さりげなく、

でも深い余韻を残して曲を閉じる、

派手ではないけれど、これが味わい深いなぁとしみじみキラキラ

 

全曲弾き終えてのMC、

2年間にわたるベートーヴェンシリーズを終えて、

この作曲家に近づく事が出来た、と語る河村さんは、

ピアニストとしての自信に充ち溢れていたし、

と同時に、

これに甘んじる事なく、

更に深みを追い求めていかれるのだろうなと。

そして、

「再び、この芸文に戻ってきます」との想いを込めて↓

 

 

 

 
最終変奏を弾かれました。
 
今後も目を離せないピアニストですキラキラ
 
ところで昨夜のピアノはベーゼンドルファーの新モデルだったけれど、
河村さんの意図が上手く出せていたという場面もあったし、
例えば31番終盤の輝かしさとか、
32番1楽章冒頭の減七の衝撃とかは、
ちょっとどうなんだろうと思うところはありました。
もしかしたらまだ新しいピアノなので、
ホールに馴染み切ってはないのかな。
しかし何にせよ、
難しいベーゼンを上手く響かせられるのは河村さんならですキラキラ
 
 
で、すっかり余韻に浸って帰ろうとしたら、
何と人身事故があったようで、
ルートを変えて、少し遠周りで帰った電車アセアセ
昨日は一駅間違えたりしたし、
何か電車には呪われてたなぁアセアセ
 
 
何はともあれ、
この連休は、
私も生徒さん達も友人達も、
様々なピアノの世界に触れる事が出来、
おかげさまでとても充実していたし、
我ながらタフに動いたよなぁとDASH!
この経験を糧にしたいですアップ
 
 
そして今日は、
又有り難いお話を戴きましたm(__)m
こうしてお声掛け頂ける事に感謝し、
もうこうなったらひたすら頑張るしかないよな、と思います笑
 
まずはしあさってのコンサートをしっかりやりますDASH!
 
 
さて明日は、
勿論練習頑張るのと、
1週間ぶりにホットヨガに行こうと思いますキラキラ