雨町記録4章
[ヴィランズ・ゲート編]
雨町がヴィラン軍団による襲撃が始まって、数年が経った。そして、フリーザ軍とヴィラン軍団ある計画を立てていた。その計画とは……。
[雨町(あめまち)]
ズドォオオオオオン!
その頃、フリーザは遠くの方で状況を見ていたのだった。
フリーザ[フリーザ軍が捕まえた大型イグセント……。]
フリーザ[これで勝ったも同然ですね。]
來雨[あーぁ……。]
來雨[こりゃあ、どうしようかなぁ。]
シュンッ!
ガシッ!
ニーズヘッグ[おい。ここがどこかわかってんのか?]
大型イグセント[……!?]
ニーズヘッグ[ここは、俺の大切な場所だ。侵略者がいていい場所じゃねぇ。失せろ。]
バチバチッ………
カッ!
ズドーン!
フリーザ[なっ!なんですかアレは……!?]
ニーズヘッグ[フハハハハ!この程度か!]
來雨[………………。]
來雨(笑い方が世紀末……だなぁ。)
ニーズヘッグ[……ところで、あんたは何者だ。]
來雨[俺のこと……だよな?]
來雨[俺は來雨。この世界、雨町の管理人だ。]
ニーズヘッグ[……管理人?]
ニーズヘッグ[ ]じーーっ
ニーズヘッグ[そうか。管理人……か。]
ニーズヘッグ[え、待てよ。管理人ってことは……。はっ!?]
ニーズヘッグ[この世界の創造主!?]
來雨[あはは……。]
來雨[いや、そこまで偉くはないよ?]
ニーズヘッグ[…………そうか?]
ニーズヘッグ[我が名はニーズヘッグ。]
ニーズヘッグ[侵略者……言うならば怪獣などの敵を倒すためにつくられた兵器だ。ワケあって、今まで眠りについてて最近……目が覚めたんだ。]
來雨[そうなんだ。]
その後…………。
ビーストコンボイ[司令官!]
ジャック[ん?來雨、こいつは新たな仲間か……?]
ニーズヘッグ[仲間……?いや、我は──
ビーストコンボイ[司令官、この者は……?]
ニーズヘッグ[我はニーズヘッグ。兵器だ。そして──
來雨[そうそう、新たな仲間だよ。]
ニーズヘッグ[!?]
ニーズヘッグ[來雨、我は……。]
來雨[ん?不都合でもあった?]
ニーズヘッグ[いや、我は兵器。言うならば、敵にもなりうる存在である。]
來雨[あー、そういうことね。]
來雨[俺の仲間は個性豊かだから、大丈夫だよ。それに……。]
來雨[お前は俺を助けてくれた。あーっ、無理だったら断ってくれて──]
ニーズヘッグ[ふむ。このニーズヘッグ、これより來雨、お主を我が主人と認めたり。よろしく頼む。]
來雨[あ、うん。よろしく。あと、その話し方……話しづらくない?もっと、楽に話して大丈夫だよ?]
ニーズヘッグ[お、おう……。]
その後、大型イグセントが撃破された後……。
フリーザはフリーザ軍の拠点にいたのだった。
[フリーザ軍の拠点]
ギリッ……
フリーザ[こうなれば、マガツキを借りてきます!ケムールさん不在ですが、とりあえずフリーザ軍は戦闘用意を!!]
フリーザ[…………なんでこんなことに。]