出血 | けいパパのブログ 短腸症候群×胆道閉鎖症の愛息子を支える家族の生体肝移植奮闘記

けいパパのブログ 短腸症候群×胆道閉鎖症の愛息子を支える家族の生体肝移植奮闘記

短腸症候群×胆道閉鎖症の愛息子を支える家族の生体肝移植奮闘記

息子の再手術は期待以上に早く、そして無事に、完了した。

手術を終えたばかりの医師たちから息子の再手術の説明を受ける。

・昨日の移植手術に際して吻合した主要な血管(肝動脈・肝静脈・門脈)からの出血は確認されなかった
・肝静脈周辺に派生した細かい血管(肝硬変が進行すると肝臓周辺の血流が悪くなり、行き場をなくした血液が新しい血管を張り巡らせることがあるとのこと)からじわじわ出血していた
・細かい血管からの出血なので、全ての血管を吻合して出血を止めることはせずに(不可能かつ不必要)、止血に役立つシートをお腹の中に入れることで対応した

何とか最初のヤマは乗り切ったようであった。しかし、この先現れるであろう同様のヤマの数々を相手にすることの苦労の一端を、この時垣間見た気がした。

NICUにいる息子との面会時間は15分×4回/週と非常に限られており、この日は面会が予定されていない。医師からの説明を受け終えた私は、妻との面会まで時間を潰しに病院周辺の散策に出掛けた。この先、この周辺には大いにお世話になることだろう。